すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

サバトマトとレモンのスパゲティ

2011-08-20 22:28:04 | すとう信彦の料理談義
国会もいよいよ会期末だが、この国会はというより、311の震災以降はほとんどすべてのエネルギーが震災・原発対応に吸い取られたと言っても過言でない。メディアではほとんど報道されることもないが、多少とも政策に関係する議員のほとんどがそんな状況だったはずだ。原発問題もともかく放射線廃棄物の処理法案成立にむけて関係議員が連日、与党・野党・経済産業・環境・国土交通・文部科学各省・各局そしえ県・市・村、関係企業などと必死の微調整を続けている。今回の震災でつくづく感じたのは、この国は法治国家だということだ。何をいまさらバカな...とお思いかもしれないが、66年間続いた平和のうちに作られた網の目のような法律が何重にも重なっていて、緊急時にはまったく役立たないどころか、ありとあらゆる局面でスタックしてしまうのだ。
個人的な話だが、311の前にあったTPP問題での衝突、原発対応、そしていまや再生可能エネルギーへのシフト...正直言ってこの一連の巨大テーマにのめりこみすぎたかもしれない。議員室もいつの間にか、かっての大学の研究室のように、雑多な資料と書類の山になってしまった...というところから、週末に議員室の大整理。情け容赦なく緊急度重要度の低い資料を捨てて、必要な資料のファイルにまとめた。そこへつぎつぎと政局の話があり、これまたがっかりするような話ばかりで、聞くたびにエネルギーが漏逸する感じ。
...こういうときには、脳の別の部分を使わなくちゃ!と今日は久しぶりに料理に挑戦。
サンマを求めてスーパーに行ったら、一匹300円台ということで目をまるくした。それでは同じ夏魚ということでサバを求めて、イタリアンのサバトマトを作ることにした。サバは焼き魚じゃないから、マサバでなくても、ゴマサバでよろしい。三枚におろして骨を抜いて一口サイズ。塩・メリケン粉をまぶして皮からフライパンへ。オリーブオイルは庭のローズマリーを折ってきて香つけしました。こんがり焼きあがったら取り上げ、残った油でにんにく玉ねぎそしてホールトマトのイタリアン定番ソース。ジャガイモを電子レンジで固めに熱し、サバと一緒にトマトソースに戻して数分調理....という感じかな?
それに今日はNHKBSの「エルムンド」で知った、レモンスパゲティに挑戦しました。国産(ここが大事)レモンの皮をせんぎり、中身を絞っておく。熱いオリーブオイルとニンニクの中に今度はレモン千切りとレモンジュースを入れ、香りが飛ばないようにすばやく湯であげたスパゲティをいれてまぜる。
うーん、我ながらうまくできた。イタリアンは夏はどうしても食後にもたれ感があるが、レモンのさわやかさ、香、かすかな苦みがいつまでも口の中に残って、えーこんな味があるのか..と感激。すっかり脳内活性化を済ませて、明日はまた泥沼の政局へもどるか?

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