今朝はベランダに氷が張っていた。昼は太陽がでて日差しのあるかぎりは暖かいが、低い位置を回る太陽がビルの陰に入ったとたんに寒気が背中に入り込む。活動には厳しい季節だが、食べるものはかえって豊富になる気がする。協働農園の茎ブロッコリーや白菜の収穫も終わり、あとはキャベツを残すのみとなった。いくつか採取して、そのまま新聞紙に包んで寒い台所に放置してあったが、これを利用してキャベツの浅漬けを作った。白菜の漬物もそうだが、自家製の野菜は市販のものとは密度が違う。この急激な寒さで白菜などの外皮は凍りつきまた融けてぼろぼろになっているものもある。いずれの場合も自分が凍りつくのを避けるためにキャベツなどは糖分濃度を上げて凍結をふせいでいることがわかる。そのキャベツで浅漬けを作った。塩を押さえ、白だしを加え、昆布と鷹のつめをいれて味のバランスを保ったが、ともかく甘いのにはびっくり。まるで砂糖を隠し味にいれたみたいだ。この寒さの中で、凍りつかないように糖分を作り出しているのだろう。いまさらながらに、野菜や植物の持っている叡智に驚かされる。
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