ひまつぶしに、ことわざの話題を一つ
こんな記事を見つけました。
正反対の意味を持つ「秋茄子嫁に食わすな」
知ってる?ことわざ「秋茄子嫁に食わすな」の正しい意味|@DIME アットダイム
野菜の茄子(なす)を使ったことわざに、「秋茄子嫁に食わすな」がある。これは姑の嫁に対する想いを表しており、既婚女性の中には、嫁姑の関係でこの...
@DIME アットダイム
「秋茄子嫁に食わすな」の読み方は「あきなすびよめにくわすな」。また「秋茄子は嫁に食わすな」とも言い、この場合「秋茄子」は「あきなす」または「あきなすび」と読む。
姑の嫁いびり
一般に知られている意味は、「秋にとれる美味しい茄子を憎い嫁には食べさせるな」というもの。秋茄子は、皮が柔らかく水分を多く含んでおり、甘みや旨味が強い。そんな美味しい秋茄子を、わざわざ嫁に食べさせるのはもったいないという嫁いびりを表している。
嫁へのおもいやり
「秋茄子嫁に食わすな」には、嫁いびりとは反対に姑の優しさを表す意味もある。「茄子は体を冷やすため、涼しくなってきた秋に茄子を食べると、大切な嫁の身体を冷やしてしまう」という嫁の身体を気遣ったものだ。また、茄子は種子が少ない野菜のため、子どもができにくくなるといけないと案じて食べさせないという解釈もある。
嫁ではなくネズミだった?
「秋茄子嫁に食わすな」の元となったと言われる和歌が、鎌倉時代の私撰和歌集『夫木和歌抄』(ふぼくわかしょう)に収録されている。
・「秋なすび わささの粕につきまぜて よめにはくれじ 棚におくとも」
この歌の「よめ」は「夜目」と書き、ネズミのことを指すという解釈がある。これは「酒粕に漬けた秋茄子を棚に置いておくのはいいが、ネズミには食べられないように気をつけなさい」という意味で、本来は「秋茄子ネズミに食わすな」であったとも言われている。
(編集部より)
「麻姑の手」が「孫の手」に変わったり
「まこの手」は、中国の西晋時代の書『神仙伝』に登場する仙女・麻姑(まこ)に由来する。麻姑は爪を長く伸ばしており、あるとき後漢の蔡経が、その長い爪で自分のかゆいところを掻いてもらうと気持ちがいいだろうと言い、叱責されたことに因む。のちに「麻姑の手」が訛(なま)って「孫の手」と言われるようになった。
「地震、雷、火事、オオヤマジ(大きい風=台風)」が「地震、雷、火事、おやじ」に変わった
のと同じく、元の意味が変わってしまったのかも知れませんね。
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