2月5日深夜「テレビ朝日」で放送された、タモリ倶楽部「しいたげられた地理教師たちの逆襲」の内容をご紹介します。
2022年からの「地理必修化」に地理関係者は今歓喜に沸いています
しかしその裏には、これまで虐げられてきた悲しみの歴史がありました
2022年度からこうなります
地理必修化を祝して バンザーイ!
念願の地理必修化におめでたムードですが、当の現役高校生たちはほぼほぼ知りません
涙なしに語れぬ「地理」の苦難の歴史
タモリの高校時代は必修だったが
2000年代に有名私大などの試験科目から地理がはずれ、地理はどんどん肩身の狭い立場に…
地理の教員は絶滅危惧種。職員室でも社会科準備室でもアウェー感(仲間はずれにされてる感じ)。歴史も教えているので、歴史の先生だと思われ、「地理の先生」と思われない。悲しい…
ここで
特別授業を2つ
➀製鉄所の立地
Google Earth で見れば
製鉄所の色は赤(鉄鉱石)黒(石炭)白(石灰岩)でおおわれていることがわかる。
この「赤」がどこから来ているかGoogle Earthで見てみると、「四国」(?)ではなく、オーストラリア。
地面が鉄で真っ赤です。
「こうやって勉強すると、地理にも興味が持てる」(櫻坂46原田葵さん)
➁トンボロ
鹿児島県甑島(こしきしま)島と陸の間に土砂がたまって行ってできた砂州、これが「トンボロ」。そこに今、人が住んでいる。
陸繋砂州(りくけいさす)とも呼ばれる「トンボロ」(ラテン語の「tumulus:土手」から来たイタリア語)
小豆島(しょうどしま)には純粋なトンボロではない「準トンボロ」がある。
潮の満ち引きの関係で1日のうち約6時間しか現れないトンボロ。「エンジェルロード」と呼ばれ、恋人たちの聖地になっている。
キング・オブ・トンボロ、札幌
函館の夜景が美しいのには理由がある。
夜になるとトンボロなどの市街地が明かりを出し、海の部分はイカ漁船ぐらいしか光をだすものがない。陸と海のコントラストが美しい。
他にも地理教育に使われる最先端ツールが「AR地形模型」(ARはAugmented Reality拡張現実)
今まで「アウェー感」にさいなまれてきた地理の先生も「やっていけそうな気がしてきました」
NHK「ブラタモリ」で放送された内容が、大学入学共通テストで出た、と話題になっていますね。そう言えば、昔「地理B」という深夜番組がありました。何だかんだ言って、「地理」、面白そうですね。
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