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習志野市の市章はパクリ?(読者投稿)

2023-02-05 23:39:25 | 投稿

(読者からいただいた投稿です)

習志野市の市章はパクリ?

 

昔なつかしい暖房器具「あんか」

 立春を迎えてもまだまだ寒い日々ですが、電力ひっ迫、電気料金高騰には泣かされますね。

 暖を取るのに何か役に立つものはないかと押入をひっかき回していたら、茶箱の隅に昔のチラシが落ちていました。「あんか」とあります。現物はとっくに捨ててしまったのですが、なぜかチラシの紙だけ残っていたようです。

豆炭(まめたん)という炭があって、これに点火して箱の中に入れ、フタを閉めると温かいという代物でした。今で言う「ホカロン」でしょうか?

なにか、一酸化炭素中毒になりそうで怖いですね。たいして温かくなかった記憶もあります。最近は湯たんぽがリバイバルしたものの、フタをしたまま火にかけてしまい、爆発事故が起きているのだとか。やはり若い人は、あまり古いものを無理にひっぱり出さない方がいいですね。

「あんか」についていた「品川燃料」という会社のマーク

 ところで、この反古(ほご)紙に、こういうマークがついていました。

このあんかを発売していた品川燃料(現・シナネンホールディングス株式会社)という会社のマークですね。昔は家庭で風呂をわかすのも石炭、台所では木炭や練炭が立派に生きていましたから、このマークはよく見かけたものです。

今はあまり使われなくなった「豆炭」の着火方法。若い方たちはご存じないでしょうね。

今でも冬のキャンプなどには重宝されているようです

習志野市のマークが作られた時、「習志野市のマーク、あんかのマークと似ているのでは?」という問い合わせが殺到した

 しかし、どこかで見たようなマークですね。

習志野市の市章は市制施行から1年後の昭和30年(1955)8月1日に制定されました。制定に当って発せられた「習志野市紋章の制定について」という文書を見ると、「さきに本市社会教育委員会において、習志野市を象徴する紋章を広く一般より募集し、第1位に入選した(竹村熊治郎氏)次の図案を選び習志野市の紋章として制定する。」とあります。当時は「社会教育委員会」という行政委員会があったのですね。竹村さんは津田沼の方だったそうです。

 品川燃料が上の商標をいつから使用していたのか定かではありませんが、習志野市章より古いものであることは間違いありません。そこで昭和30年当時、市役所には「全国に知られた品川マークの真似ではないか」という問い合わせが後を絶たなかった、という笑い話が残っています。

盗作疑惑で急きょ変更になった東京オリンピックのエンブレム

現代ならば、東京オリンピックのエンブレム騒動のようなことになったのかも知れませんが、当時はそんな意識も薄かったようです。真似と言われて、竹村さんもさぞ心外だったことでしょう。

注:「エンブレム騒動」、覚えているでしょうか?2020年東京オリンピック・パラリンピックを巡り、盗作疑惑。下の図の左は、最初に決まったオリンピック・エンブレム。右の、ベルギーにある劇場のロゴのパクリではないか、と騒動になりました。

 

そして、このエンブレムに変更になりました。

 なお、市役所以外がこの市章を使用するには申請が必要であり、使用を希望される場合は、総務課までお問い合わせください

市のマークの由来を教えてください。また、市のマークを使用したいのですがどうすればいいですか|習志野市ホームページ

とのことです。

 

 

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