（毎日新聞の記事より）
習志野・秋津サッカー場 「天然芝→人工」波紋 市方針、地元協会「協議を」 ／千葉 | 毎日新聞
習志野・秋津サッカー場 「天然芝→人工」波紋 市方針、地元協会「協議を」
国内有数とも評される高品質の天然芝が広がり、サッカー日本代表も練習拠点に使う習志野市の「秋津サッカー場」の芝を、人工芝に変える市の方針に波紋が広がっている。市は「市民の利用機会を増やしたい」とするが、地元サッカー協会は「高品質な天然芝グラウンドは貴重で市の財産だ」と譲る気配はなく、議論は平行線だ。
秋津サッカー場は1982年開設で、約2100の観客席を備える。市内の社会人リーグや小学生の大会の他、立地や丁寧に整えられた芝が評価され、2006年ごろから日本代表チームの練習でも使われてきた。
老朽化が指摘され、市教育委員会は改修を検討。天然芝は養生で利用できない日が多く、人工芝にして利用数を増やす方針とし、今年3月に決定した。試算では利用が従来の3倍となり、維持費も削減できるといい、担当者は「耐久性が高く、アメリカンフットボールなど他の競技団体の利用も増える」と強調する。
一方、市サッカー協会は「天然芝のままでも利用は増やせる」などと市に提案したが、不調に終わった。昨年12月からは人工芝化反対の署名活動も展開、市民や全国のサッカーファン、日本代表選手ら約３６００人の署名と、天然芝存続を求める陳情を市議会に提出したが、不採択となった。
協会側は「他の競技団体も交え、人工芝ありきではない協議をしたい」と訴え、今後も見直しを求める方針。
人工芝になった場合は、代表チームの利用は途絶える見込みだ。
コメントをお寄せください。
＜パソコンの場合＞
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
＜スマホの場合＞
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前（ニックネームでも可）、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す
