1月10日深夜、日テレで「クラスターからの教訓~医療と介護の同時崩壊~」という番組を放送しました。
COVIDー19(新型コロナ)の第三波で医療崩壊が現実のものになっている現在、あらためて第一波の時の経験は大きな教訓になります。
クラスターからの教訓~医療と介護の同時崩壊~(日テレ)
札幌市の介護福祉老人施設でクラスターが発生
職員は家にも帰れず、風呂にも入れなかった
救急車は呼んでも来ません
40人を一人でみなければならない
保健所に入院させて欲しいと伝えたが「無理」と言われた
施設の中では、医療も介護もすでに崩壊していた
死に対する尊厳を守ってあげられない
看護師や介護士は、札幌市から、遺体を納体袋に収め、遺族に会わせることなく火葬場へ搬出するよう指示された。
市の職員に「これから亡くなる方もいるので、やり方を説明しましょうか」と言われ、怒りました。それはまさに修羅場だった
遺族は最期をみとることすらできなかった
旭川市の病院。医療と介護の同時崩壊はここでも起きていた
看護と介護の二重の負担、それが医療現場を崩壊させていた
医療と介護の最前線に立つ人を孤立させてはいけない。自分の命、大切な人の命を失わないために
(以上、日テレのドキュメンタリーから)
「自助」「共助」などと言って、国の責任である「社会保障としての医療」を放棄し、「もうかる病院だけ残し、もうからない病院はなくす」としたこれまでの病院、病床削減政策が、今日のコロナ拡大・医療崩壊をひき起こしています。
それなのに、更に医療現場を危機に追い込む政府や知事の「独立行政法人化」政策に、医療現場から怒りの声
コロナ感染拡大の中で、こうした政策を改めるどころか、公立病院を「独立行政法人化」し、これからも「もうかる病院だけ残す」とする政府の動きに医療現場から怒りの声があがっています。
コロナ下で医療崩壊危機を高める「都立病院の独法化」は必要なのか
都立病院の看護師が激白
https://note.com/ikisaseromay/n/nccc8569ad5c5">
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