NHK「北ドイツ・オランダ オルガン紀行」
23日、NHK Eテレで「鈴木雅明の北ドイツ・オランダ オルガン紀行」を放送しました。
➀ハンブルク聖ヤコビ教会のオルガン
➁同じくハンブルクの聖パンクラティウス教会のオルガン
1719年、ハンブルク郊外に住んでいたシュニットガーはこの教会に埋葬されました。
天井の近くに設置されたオルガン
教会はシュニットガー家にオルガンの費用が払えず、代わりにシュニットガー家専用のボックス席(下の写真右側)を作ることを許した
➂ノルデンの聖ルトゲリ教会のオルガン
どこにいてもよく聞こえるようにするため教会の中央にオルガンを設置というユニークなつくり
④オランダ・フローニンゲンのマティニ教会のオルガン
鈴木雅明さんのオルガン演奏、you tubeでご覧になれます。
ところで、水漏れ事故が原因で2年も早く閉めてしまった文化ホールのオルガン、一体どうなるのでしょうか?
文化ホールのパイプオルガン、どうする?秋までに判断 - 住みたい習志野
習志野文化ホールのパイプオルガンはベッケラート社製。ベッケラート氏はシュニットガー・オルガンの修復技術で有名でした
ベッケラート氏はシュニットガー・オルガンの修復技術で有名でした。
ドイツではバロック時代、シュニットガーとジルバーマンという二人の名匠が出て、各地に優れたオルガンを残したのですが、ハンブルクにあるベッケラート社はこのシュニットガー・オルガンの修復技術でも世界的に有名なのです。
修復どころか40年ばかりでゴミにしようとする習志野市。物笑いですね。
犬を飼ったら、最後まで飼ってやるのが飼い主の責任。それと同様、パイプオルガンを作ったらそれを後世に伝えてやるのが施主の責任。秋まで検討して方針を決めるなどと言っていること自体、オルガンというものが理解できていない証拠です。
「音楽のまち習志野」のシンボル、習志野文化ホールは一体どうなる?パイプオルガンは?(投稿) - 住みたい習志野
さようなら、文化ホールのパイプオルガン(読者投稿) - 住みたい習志野
(東京新聞の記事です)
習志野文化ホール再建設 パイプオルガンの移設 市長が意向明らかに「ネット寄付募り決めたい」 :東京新聞 TOKYO Web
クラウド・ファンディングの集まり方次第。一定額に達すれば移設し、達しなければ廃棄もありと、まったくの他力本願に出てきました。
廃棄しても俺が悪いのではない。市民が存続を望んでいなかったからだ、と逃げる伏線でしょうか。
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その6年後に出来た習志野文化ホール(1978)は老朽化で取り壊し。10年かけて新文化ホールを作るそうだ。パイプオルガンは廃棄がささやかれている。
習志野市、何かおかしくないか?