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雑学:なぜ「オミクロン株」という名前?なぜ韓国では「産婦人科」という呼び方が問題に?

2021-11-29 07:57:29 | 雑学

ネットで見つけたオモシロ雑学情報です。

➀ 習近平氏に気をつかった?「オミクロン株」という名前

欧州で感染が拡大する「オミクロン株」、相当強力なようです。

この「オミクロン株」という名前、習近平氏への「遠慮」からつけられた、という記事があります。

(東スポニュースから抜粋)

「オミクロン株」命名の裏に習近平氏への “忖度” 国内では「尾身さんへの配慮ないのか?」の声 – 東京スポーツ新聞社

「オミクロン株」命名の裏に習近平氏への “忖度そんたく” 国内では「尾身さんへの配慮ないのか?」の声

 南アフリカなどで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の出現に世界中が脅威を抱いている中、WHO(世界保健機関)がこの期に及んで中国の習近平国家主席(68)を忖度し、猛批判にさらされている。

 コロナ対応で後手後手に終始するWHOだが、新変異株の命名を巡ってもすったもんだがあった。当初、発見された国名・地名が使用されていたが、差別につながると今年5月からギリシャ文字に切り替わられた。これまでアルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、ラムダ、ミュー株などが使われ、今回の新変異株は順番でいけば、「ニュー」となるところだった。

 ところが、英語の「new」と混同するために見送りに。続く「クサイ」は英語表記だと「xi」となる。これは習近平(シーチンピン)氏の「習」の表記が「xi(シー)」となるため、これまた見送られたとされる。

 米の共和党議員らは「共産党を恐れている」とWHOを批判。折りしも中国べったりで知られるテドロス事務局長が再任される見通しとなったばかりで、中国への忖度が過ぎるというワケだ。

 一方、「人名や国名に気を使うのならば、なぜ?」と声が上がったのは日本国内だ。新変異株は「クサイ」に続く「オミクロン」となったが、ネット上では「尾身さんへの配慮はないのか?」「〝尾身クローン〟株じゃないか」と政府のコロナ感染対策分科会の尾身茂会長(72)の名前とかぶっているとのツッコミであふれた。

(編集部注)
ギリシア語で「オ」と発音する文字は「O(オ)」と「Ω(オー)」があります。
これを区別するため「O」を「オミクロン(小さいオ)」、「Ω」を「オメガ(大きいオ)」と呼んでいます。

➁ 「産婦人科」という呼び方は「日帝残滓(にっていざんし)」?

(Korea World Timesニュースから抜粋)

反日ではなく漢字廃止政策のツケ 韓国李在明の「産婦人科」改称公約 - 北朝鮮ニュース | KWT

反日ではなく漢字廃止政策のツケ 韓国李在明の「産婦人科」改称公約

<産婦人科を女性健康医学科に改称?>

 韓国の次期大統領候補、李在明(イ・ジェミョン)が、診療科目としての「産婦人科」は“日帝残滓(ざんし)”なので「女性健康医学科」に改称するという公約を発表した。

 これを反日政策と見るのは短絡的であり、この問題は、実は韓国の漢字廃止政策に起因するものである。

 与党・共に民主党の李在明は、11月11日より自身のフェイスブックで「小確幸公約」の発表を始めた。

 小確幸(ソファクヘン)とは、小さいけれども確かな幸福という意味。天下国家を論じるような大きな公約とは別に、身近な問題の解決につながる公約をして、女性や若者の支持層を拡げようという狙いがある。

(ブログ編集部より)

ちなみに「小確幸」とは、作家・村上春樹と安西水丸共著のエッセイ集『ランゲルハンス島の午後』の中で用いられた言葉で、「小さいけど確かな幸せ」の略語。韓国の今年の流行語、だそうです。

 11月21日のフェイスブックでは、11番目の公約として産婦人科という名称を女性健康医学科に変えることを公約した。

<「産婦人科という名称は日帝残滓」>

 李在明によれば、「産婦人科という名称は日帝残滓」だということだ。彼は、京畿道知事だった今年3月の三一節で日帝残滓清算を宣言していた。今回の公約もその一環であるという見方をする者もいるが、果たしてそうであろうか。

 フェイスブックには、次のように書かれている。「未婚女性は、産婦人科が既婚女性のためのものという先入観を持っているため、行くことをためらう。産婦人科という名称は、女性を婦人と呼ぶ日帝残滓だ。女性の病気を婦人病と呼ぶ時代錯誤の認識のため、若い女性、未婚女性が病気を治せないでいる」

 日本人はこれを読んで、いま1つピンとこないのではないか。この文章の意味を正しく理解するためには、韓国語の中の漢字語についての知識が必要だ

<婦人と夫人は同音異義語。発音では区別ができない>

 韓国語で婦人(女性)という言葉は、夫人(既婚女性、奥さん)と同音異義語である。これは日本語でも同じだ。ただ、日本語では、読みが同じでも漢字が違うので混同することがない。

 ところが韓国は、原則として漢字を使わないので、ハングルでプイン(부인)と書いてあると、それが婦人を指すのか夫人を指すのか区別がつかない現代韓国語では、プインと言えば普通、夫人を指すので、婦人科を夫人科、すなわち既婚女性の病気を治す科と思ってしまう誤解が生じるのである。

 このような背景を知っていれば、先ほどの文章で李在明が言わんとしてところがわかるだろう。

 故金泳三(キム・ヨンサム)元大統領は1995年、初等教育機関である国民学校を初等学校に改称した。国民学校が日本の戦時中の国民学校に由来するものであり、元々「皇国の国民のための学校」という含意があるからという理由である。これはまさに“日帝残滓の清算”と呼ぶのにふさわしい。

 だが産婦人科のケースは、国民学校とは事情が少々異なる。

<漢字追放はハングル文盲撲滅のため>

 韓国語は、35年の植民地統治期および解放後に、日本語から多くの漢字語を受け入れた。それは法律用語に始まり、政治、経済、学術、文化まであらゆる分野に及ぶ。

 それらの漢字語は、日本が幕末から明治期にかけて欧米の文献を翻訳する際に作り出された和製漢語である。それらは、また韓国の近代化においても必須不可欠の用語であった。産婦人科もその中の1つであるという意味で、日帝残滓というのはあながち間違いではない。

 一方、日本が支配していた時代、教育は日本語で行われたため、解放直後の韓国にはハングルが読めない「ハングル文盲」が多く、社会問題化していた。

 そこで韓国政府は、文盲撲滅のためにハングル専用政策をとり、公文書から漢字を追放した漢字追放は、北朝鮮ほど徹底したものではなかったとはいえ、年を経るごとに公文書以外の文献においても漢字使用率が下がり、今日では新聞でも漢字はほとんど見られなくなっている。

<漢字廃止政策がもたらした副作用とは?>

ところが、漢字廃止はいくつかの副作用をもたらした。同音異義語の区別ができなくなったのである。

 韓国語で「最高」と「最古」、「防火」と「放火」、「連覇」と「連敗」は発音もハングル表記も同じなので区別がつかない。そのような場合、一方は別の言葉に言い換えられていくことが多い。産婦人科や婦人病は、言い換えが行われないまま残った例なのである。

 したがって、産婦人科を女性健康医学科に言い換えるという公約は、決して「反日」から出たものではない。むしろ韓国によるハングル専用、漢字廃止政策のために起こった不都合を遅ればせながら解消しようという提案として理解すべきではないだろうか。

 

 

 

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