住みたい習志野

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4600万で大騒ぎの阿武町、1億円でもニュースにならない習志野市

2022-05-18 17:34:48 | 市長

(読者投稿です)

4600万で大騒ぎの阿武町、1億円でもニュースにならない習志野市

阿武町の騒動もだんだん大きくなってきましたが、

4600万円でこの大騒ぎ。片や1億円ドブにバラまいても何のニュースにもならない習志野市。メディアの闇を感じますね。

dポイント還元キャンペーンで、市民の税金1億円が消えてしまった - 住みたい習志野

 

ネットカジノは問題になっても阿武町当局への批判は巧妙に避けている?

 阿武町の誤送金問題、大騒ぎになってきましたが、ネットカジノで使ってしまった男への非難ばかりで、誤送金をやらかした町当局への批判は巧妙に避けられていますね。

会計課長も収入役も公印を押して決済しているはず

 指定金融機関(山口銀行)へのフロッピ交換で手続きが完了しているのに、勘違いした会計課の職員が別途、振込依頼書を出してしまった。指定金融機関ですからおそらく、町役場の会計課の隣に出張所が座っているのでしょう。受け取った指定金融機関も「あれっ、このあいだのとは別件ですか」などと気の利いた口はきかなかった。それでカジノ男の口座に送金されてしまった、というのですが、職員一人で振込依頼書が出せるわけはなく、会計課長が決済したのでしょうし、収入役(会計管理者)の公印でも押したのでしょう。

 だから今回の件は、まず町長・収入役・会計課長・間違えた職員が連帯して、4630万円、町に損害賠償すべきでしょう。その上で、この人らが「お前がカジノに使ってしまったのだから我々に賠償しろ」と、カジノ男とやりあえばいい話でしょう。

 ところが、町長・収入役・会計課長・間違えた職員は巧妙に隠れてしまって、カジノ男だけが国民的悪役にされている。これもマスコミ操作ですね。役所は無謬(むびゅう:間違えない)だ、間違っても謝らないのだ、などと考えている土俗社会が透けて見えますね。

大金を手にして人間性がおかしくなってしまったカジノ男

 カジノ男も誤送金された金額が40万ぐらいだったら、あっさり返金したのではないですかね。ところが、4千万という金額を見て、人間性がおかしくなってしまったんでしょう。

落語「千両みかん」

 旦那から、夏の盛りにみかんが食いたいと言われた番頭。金はいくらでも出すという。江戸じゅうを捜しまわると万惣の氷室にみかんが一箱残っていた。その値、千両。冬場は腐るほどあるみかんでも、夏になれば稀少財になる。それが市場経済というものですね。

 旦那から預かった千両でみかんを買った番頭、狂ったように懐に押し込むと、そのままどこかへ逐電してしまったそうです、という一席。

 番頭が持ち逃げしたみかんをうまく換金できればいいのですが、このみかんに千両出す人がいなければ、発狂した番頭はたかがみかん一個で人生棒に振ってしまったことになる。この落語の面白さはそこですね。立川談志は「落語は人間の業の肯定だ」などと生意気なことを言っていましたが、「黄金餅」とかこの「千両みかん」など、ほんとうに「業」というものを感じてしまいますね。

 令和の誤送金事件も、落語に出来るかもしれません。

町長も動かない、銀行も動かない。だから被害の拡大が止められなかった

仮差押えもせずにグチャグチャ交渉していた町長も問題だし、指定金融機関がまるで動いていませんね。カジノ男の口座は山口銀行ではないようですが、他行であっても山口銀行が動けば、何かアクションしてくれたはずですね。

 

4630万円“誤振込”、メディアは逮捕された男性ばかりに注目…自治体や銀行の対応に問題はなかったのか? | 国内 | ABEMA TIMES

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山口県阿武町が新型コロナの給付金4630万円を誤って振り込んだ問題で、警察は18日夜、誤振込であることを知りながら現金400万円を決済代行業者に振り替え、利益を得た疑いで...

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習志野市の1億円がわけのわからない転売ヤーに消えてしまった話は、マスコミは書かない

「習志野のdポイントがクソほど入ったから、今日はスシローで食い放題」、そして1億円が消えた - 住みたい習志野

「習志野のdポイントがクソほど入ったから、今日はスシローで食い放題」、そして1億円が消えた - 住みたい習志野

ネットにこんな書き込みがありました。「スシローまじうま。習志野のdポイントくっそほど入ったから今月はd払い祭り」というツイート1億円もの税金をドブに捨ててしまった...

goo blog

 

 そうして阿武町の問題も、町当局の不手際の方は誰も追及しない。最近のメディアのあり方、問題ですね。

 阿武町の人にインタビューすると「我々が収めた税金をカジノで遊んで使ってしまうなんて、許せない」というのですが、「我々が汗水流して収めた税金」を転売ヤーにバラまいて、スシローで食い散らしてもらった習志野市はどうなんでしょう?しかも4630万円ところではない。1億4400万円です!(国のコロナ給付金4000万円を使い果たした上に、dポイント50%還元キャンペーンのおかげで市民の税金1億400万円をドブに捨ててしまった!)


無理な人事は必ず無理な結果を生む。阿武町も、習志野市も

日テレ「ミヤネ屋」というワイドショーが今日初めて、阿武町の中の人事がおかしかったのではないかというメスを入れていました。会計課は室長とベテラン女性の二人体制だったのだそうで、そのベテラン女性を何があったか昨年10月に新人に変えてしまった。振込依頼書が必要だと思ってしまったのは、この新人だとのこと。人件費節約、人員削減と称してたった二人にしてしまった。マンパワーに無理があったようだ、ということです。新人はベテランに聞こうにも聞けなかったわけです。

無理な人事は必ず無理な結果を生む。その不利益は住民の頭の上に降って来る。「我々が汗水流して収めた税金」を預けるにはあまりにもズサンな役所になっていたわけですね。「人事は首長の専権だ。文句は言わせない」などという愚劣な人事をやれば、必ずそのツケが主権者の頭の上に降って来る。主権者は役所の中で何が起っているか「知らない」では済まない、ということですね。

 

 

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コメント (4)
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