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住みたい習志野

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外国人が次々に殺される「入管」。ウィシュマさんだけではなかった

2022-01-15 11:25:15 | 入管

牛久入管収容所で亡くなったカメルーン国籍男性

(毎日新聞の記事より抜粋)

特集ワイド:収容死の責任「言い逃れ」と怒り 「入管は何も変わらない」 犠牲重ねる司法軽視 | 毎日新聞

入管は何も変わらない

 「アイム ダイイング(死にそうだ)――」。昨年12月10日、水戸地裁301号法廷のスクリーンに、苦しみながらそう繰り返すカメルーン人男性の姿が映し出された。2014年3月29日午後7時過ぎ、東日本入国管理センター(茨城県牛久市)の一室で撮影された映像。当時43歳だったWさんは翌30日朝に死亡した。助けを訴える声が次第に弱まっていくほぼ半日の間、入管はWさんをこの部屋にとどめ、死亡確認まで医師の診察機会を与えなかった。

 「他の外国人たちも、Wさんを病院に入れてあげて、と何度もアピールしたそうです。受け入れられず、抗議のストライキをした人もいたと聞きました。」

犠牲重ねる司法軽視

 入管が明らかにした収容外国人の死は、統計のある07年以降だけで17人。何人の犠牲者を出しても、正面から責任を認めようとはしない。

 12月21日、外国人の支援活動を続ける市民らによる抗議が行われた。市民の一人は「ひどく衰弱しながら収容されている人は今もいる。入管は何も変わっていない。難民・移民を閉じ込めて、毎年のように死者を出している。これでは拷問です」と声を上げた。


(弁護士ドットコムニュースより抜粋)

「なんで国連のルール守らないの」 長期収容された外国人男性2人が国提訴

「なんで国連のルール守らないの」 長期収容された外国人男性2人が国提訴 - 弁護士ドットコムニュース

国際人権規約(条約)に反して、出入国在留管理庁の施設に長期収容をされて、精神的苦痛を受けたとして、難民申請中の外国人男性2人が1月13日、国...

弁護士ドットコム

 

国際人権規約(条約)に反して、出入国在留管理庁の施設に長期収容をされて、精神的苦痛を受けたとして、難民申請中の外国人男性2人が1月13日、国を相手取り、計約3000万円の損害賠償をもとめる訴訟を東京地裁に起こした。

原告は、イラン国籍のサファリさんとトルコ国籍のデニズさん。

デニズさんは「入管中にいるとき、入管のスタッフから『ルール守って』といつも言われる。なんで国連のルールを守らないの。なんで国連(の条約に)サインしたですか。国連の言葉を無視してるですか。(わたしたちを)いじめて、精神的暴行やってる人もいる。それはルール違反です」と語った。

●原告2人は長期収容を繰り返されてきた

訴状などによると、サファリさんは1991年、政治的な理由による迫害を逃れるために日本にやってきた。オーバーステイ(超過滞在)になったのち、2010年から難民申請をおこなっているが、現在まで認められていない。

サファリさんは2016年6月から2020年4月まで計1357日間、収容と再収容を繰り返されたことで、心身ともに健康状態に著しい不調をきたしており、2019年6月には絶食までに追い詰められ、同8月には、抑うつ状態という診断も受けているという。

クルド人であるデニズさんは2007年に来日したが、当時は、家族や友人といった知人がおらず、適法に在留し続けるために必要な手続きを知らなかったため、難民申請や在留資格の更新をおこなうことができないまま長期滞在となった。

デニズさんは2009年12月から2010年8月および、2016年から2020年4月(計1384日間)も収容・再収容された。長期収容による精神的苦痛に耐えられず、これまで複数回の自殺未遂を起こしている。心因反応やよくうつ、PTSD疑い、胃炎の診断を受けているという。

●条約に基づいて損害賠償を求めている

サファリさんとデニズさんの長期収容をめぐっては、通報を受けた国連の恣意的拘禁作業部会が2020年、国際人権規約(自由権規約)に反するという意見を採択した。

原告側は、入管による長収容・再収容が、司法審査もなく、必要性・合理性などもないため、自由権規約で禁じられた「恣意的拘禁」にあたると主張。さらに自由権規約に定められた「賠償を受ける権利」に基づいて、損害賠償をもとめている。

原告側の弁護団の1人、浦城知子弁護士は会見で「国連の作業部会に続いて、原告2人に対する入管収容が自由権規約に違反していたことを日本の裁判所においても明らかにしたい」と話していた。

 

 

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必見!入管問題にとりくむ大学生の発言

2021-12-13 18:04:56 | 入管

必見!入管問題にとりくむ大学生の発言

大学生、宮島ヨハナさんが「入管」の闇と問題点を鋭く指摘している動画をご紹介します。

「住みたい習志野」でも取り上げましたが、ウィシュマさん同様「医療放置」で入管に殺されたカメルーンの女性は宮島さんの英語の家庭教師だったそうです。

入管収容所でスリランカ女性死亡。謝罪どころか、入管法改悪ねらう菅内閣 - 住みたい習志野

偽りの共生:死の直前「漢字勉強したい」カメルーン出身者は救えなかったのか | 毎日新聞

 念願だった1枚のカードが届いたのは、息を引き取った3時間後だった――。日本で難民認定申請中だったアフリカ・カメルーン出身の42歳の女性が1...

毎日新聞

 

 

(編集部より)
この言葉は「黒人は白人にバスの座席をゆずれ」という黒人差別と闘い、公民権運動のきっかけをつくったローザ・パークスさんの言葉です。

(動画:公民権運動、バスボイコット、ローザ・パークス)

難民の認定審査、仮放免するかしないか、など入管がすべて判断し、第三者機関のチェックが入らないから、1%に満たない難民認定率。入管での暴行・殺人、長期収容も野放しにされている

 

<おまけ>

「うっせえわ!」。なんか日本って息苦しい。こんな映画もあります。

ARK&MAYA

北園現代史(予告編)

 

 

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入管の人権侵害を追及する「全国市民連合」結成。入管の人権侵害の問題に取り組む

2021-12-03 23:12:25 | 入管

(ハフポストニュースより)

入管の人権侵害を追及する「全国市民連合」結成へ。ウィシュマさん死亡の真相究明求める

 

入管の人権侵害を追及する「全国市民連合」結成へ。ウィシュマさん死亡の真相究明求める

呼びかけ団体は、「外国人を敵視し、徹底して管理・抑圧するこの戦後入管体制を根本から変えなければなりません」と訴えている。

ハフポスト

 

呼びかけ団体は、「外国人を敵視し、徹底して管理・抑圧するこの戦後入管体制を根本から変えなければなりません」と訴えている。

名古屋出入国在留管理局に収容中のスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が死亡した問題をめぐり、入管の人権侵害の問題に取り組む全国のネットワークが近く結成される。

ウィシュマさんの死亡事件の真相究明に向けた運動のほか、外国人の収容や送還のルールを見直す入管法改正案の廃案を求めていくという。新たにたち上がる団体名は、「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合」。12月11日午後に結成大会を開く。呼びかけているのは、「ウィシュマさんの死亡事件の真相究明を求める学生・市民の会」「BOND〜外国人労働者・難民と共に歩む会〜」など14の団体・個人。

結成大会を告知するサイトで、呼びかけ団体らは「司法の監督・審査を一切受けることのない全件収容主義、無期限収容及び強大な裁量権を骨格とする戦後入管体制が、この(ウィシュマさんが死亡する)事件を引き起こしたのです。この戦後入管体制の背景には、民族差別に根差した入管政策があります」「外国人を敵視し、徹底して管理・抑圧するこの戦後入管体制を根本から変えなければなりません」などと訴えている。

「全国市民連合」への入会や、結成大会へのオブザーバーとしての参加は、支援団体「TRY」のサイトから申し込める。

(東海テレビニュースより)


入管の制圧で骨折と国訴え⇒入管の中で日常的に行われる「暴力」

2021-09-15 15:46:27 | 入管

(読売デレビニュース報道から抜粋)

スリランカ女性、ウィシュマさんの死をきっかけに「入管」の中で日常的に行われている「暴力」の実態が明らかに。「食事に不満」を訴えただけで日系ペルー人が手錠をかけられ、暴行を受け、骨折。
また国家(入管)の犯罪が明らかになりました。

入管の制圧で骨折と国訴え 裁判で映像公開

入管の制圧で骨折と国訴え 裁判で映像公開

大阪出入国在留管理局に収容されていたペルー国籍のブルゴス・フジイさんが、職員に押さえつけられ、腕を骨折したとして国に損害賠償を求めている裁判...

読売テレビニュース

 

 大阪出入国在留管理局に収容されていたペルー国籍の男性が、職員に押さえつけられ骨折したとして国を訴えた裁判で15日、施設内の監視カメラの映像が公開された。

 映像では、職員に抱えられて連行される男性が映っている。食事に対する不満を訴えたときのことだったという。

 後ろ手で手錠をかけられ、声を荒げて批判していたが、このまま14時間以上拘束され、腕を骨折したという。

 

 

 

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「これは殺人なんです」入管スリランカ女性死亡事件で遺族が涙の訴え

2021-09-09 15:29:25 | 入管

(smartFLASHの記事から抜粋)

名古屋入管・スリランカ人女性死亡事件「これは殺人なんです」死の間際の映像を見た遺族が涙の訴え - Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]

《部屋にはベッドが一つだけで、その奥にトイレと洗面所がある。ベッドと壁の間はやっと通れるくらいの狭さだ》

 スリランカ女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)は、この「密室」に半年余りも閉じ込められていた。

 オーバーステイ(超過滞在)で、名古屋出入国管理局に収容されていたウィシュマさんは、今年1月中ごろから嘔吐や食欲不振を訴え、「仮放免」を求めたが認められず、3月6日、搬送先の病院で死亡した。

 8月12日、入管は部屋の天井に設置した監視カメラの映像を、ウィシュマさんの亡くなる最後の13日間ぶんを2時間に編集して遺族にだけ開示。

 今回、映像を見た妹のワヨミさんと従妹のマンジャリさんが、苦しみを抱えつつも日本の人々に事件を知ってほしいという思いから、本誌の求めに応じてウィシュマさんの “死の間際” をイラストに起こし、真実を語ってくれた。《 》の部分は、2人が入管で映像を見ながら記したメモである。

《2月23日19:37~19:39。ベッドに横たわるウィシュマ。そばには女性職員。ウィシュマが「病院に連れて行って」と頼み、職員が「私たちがずっと見とるからね」と答えると、彼女は「ご飯も食べられないし歩けない」と訴える。

 ウィシュマは「セーライン(点滴)」と4回繰り返したが、職員は「わからない」と答える。ウィシュマは「OS1(経口補水液)みたいなやつ」と言いながら点滴のジェスチャーをする。職員は「医師なしでは与えられない」と拒んだ》

《2月26日5:14~5:36。ウィシュマは起き上がろうとしてベッドから床に転げ落ちた。助けを求めると「すぐには行けないから、一人で起きてベッドで待っていなさい」という職員の声。ウィシュマは「一人じゃ無理」と言い、「担当さーん」と、23回も呼び続けた。

 約10分後に2人の職員が部屋に入ってきて、床に倒れたウィシュマを無理やり引っ張る。ウィシュマは「痛い、痛い」と叫んだ。職員は「起き上がれないなら、朝まで床で頑張ってね」と言い残し、一人の職員はウィシュマを跨いで部屋を出て行った

《3月1日21:32~21:37。一人の職員がコーヒー飲料を渡す。ウィシュマが「コーヒーなら飲める」と言ったからだ。ウィシュマの鼻からコーヒー飲料が出ているのに気づいた職員が「鼻から牛乳だ」と叫んだ。2人ともおかしそうに笑っていた

 ウィシュマさんが死亡したのは、この3日後だった。8月10日、出入国在留管理庁が公開した最終報告書は、「ウィシュマさんの死因特定は困難」と結論づけた。しかし、遺族の代理人である指宿昭一弁護士は強く反論する。

「報告書は、今回の事件の原因を入管の体制や職員の意識の問題にすり替えていますが、明らかな犯罪。死ぬ可能性を知りながら放置したのなら、“未必の故意” の殺人です

 ワヨミさんは入管職員にこう聞いた。「私たちがアメリカ人なら同じことをしましたか?」。職員は無言だった。

ウィシュマさんだけではない。入管で20人もの外国人が不審死していた - 住みたい習志野

 

 

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