(FNNプライムオンラインより)
「イスラエルからの証拠はまだ未確認だ」UNRWA・清田明宏保健局長が語る“疑惑”の真相|FNNプライムオンライン
「イスラエルからの証拠はまだ未確認だ」UNRWA・清田明宏保健局長が語る“疑惑”の真相
UNRWA(アンルワ:国連パレスチナ難民救済事業機関)の清田明宏保健局長は、16日東京で慌ただしく駆けずり回っていた。行き先は自民党本部、外務省、議員会館など。目的は、日本にUNRWAへの資金拠出の再開するよう説得するためだ。
2024年1月、UNRWAの複数の職員が、2023年10月のハマスによる襲撃に関与した疑いが浮上、日本を含む10カ国以上が、UNRWAへの資金拠出を停止している。
日本から拠出される予定だった3500万米ドル(日本円で50億円相当)には、ガザ地区の人道危機への支援のほかにも、レバノンにいる200名以上のがん患者の手術と治療費用に充てられる予定だったものも含まれている。200人を超えるガン患者の治療はいつおこなわれるのか予定がたたなくなっているという。
イスラエル襲撃に国連職員関与の“疑惑…証拠は確認されず
そもそも証拠が確認されていない。資金拠出停止のきっかけになったのが、イスラエル襲撃に国連職員が関与したという疑惑だ。しかし、この関与について、イスラエル側はまだ根拠となる証拠を、国連の調査機関に示していないと清田氏はいう。
1月中旬に、イスラエル側からUNRWA職員が襲撃に関与したとして、12名の氏名が口頭で伝えられたが、それ以降、具体的な証拠はまだ確認されていないという。12人のうち2人はすでに死亡していたが、残る10人については、疑惑の段階だったが解雇に踏み切った。
現在、複数の団体で独立した調査が実施されているが、イスラエル側から証拠が示されなければ調査の進展も望めないのが現状だ。調査結果を待ち、再発防止策を策定するのが遅れれば遅れるほど、ガザ地区の人道危機はさらに深刻化してしまう。
(東京新聞の記事より)
日本も加わった資金停止は「ガザ住民への死刑宣告」
日本も加わった資金停止は「ガザ住民への死刑宣告」 国連パレスチナ難民機関の保健局長が語る深刻な影響:東京新聞 TOKYO Web
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続く中、パレスチナ自治区ガザの支援を担う「国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)」の清田(...
東京新聞 TOKYO Web
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続く中、パレスチナ自治区ガザの支援を担う「国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)」の清田(せいた)明宏保健局長(63)が来日中の16日、「こちら特報部」の取材に応じた。UNRWAの一部職員がハマスのイスラエル攻撃に関与した疑いが浮上し、日本などが資金の拠出を停止したが、清田氏は人道的観点から拠出再開を切望した。
◆地下トンネル「UNRWAとは関係がない」
「停止の影響はものすごく深刻だ。来月分の職員の給料が払えず、支援が止まる」。清田氏は危機感をあらわにする。「ガザの住民にとって死刑宣告になる」
UNRWAを巡っては、昨年10月のハマスによる奇襲攻撃に複数の職員が関与した疑いが先月浮上。米国や日本を含む10カ国以上がUNRWAへの資金拠出を停止した。
清田氏は「まだ証拠が出ておらず、疑惑でしかない。ただ、非常に重要な話なので国連で調査している」と述べ、早期に調査結果が出るように願った。
また、イスラエル軍が10日、ガザのUNRWA施設の地下にトンネルが通り、そこに諜報(ちょうほう)関連の設備があったと発表したが、清田氏は「UNRWAとは関係がない。施設からトンネルに行く入り口はない」と主張した。
◆トイレ500人に一つ、シャワー3000人に一つの惨状
ハマスの奇襲に対し、イスラエルは苛烈な報復を続行。ガザ保健当局によると、ガザ側の死者は2万8000人を超えた。約230万人のガザ住民のうち140万人が、元々は人口30万人弱だった最南部のラファに避難している。
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸で7日、「UNRWAへの資金拠出停止に抗議し「ガザ市民への死刑宣告だ」というプラカードを掲げる人たち=AP
「この世の地獄」と清田氏はガザの現状を表現する。ラファにあるUNRWAの避難所には2万8000人が押し寄せ、トイレが500人に一つ、シャワーが3000人に一つ、食料は必要量の半分ほどの状況。栄養状態が悪く、A型肝炎や細菌系の下痢、呼吸器疾患が広がっているという。
そうした人道危機の深まりの中で、日本はイスラエルと関係が深い米国などと同調し、資金拠出停止を決めた。清田氏は「政治判断だと思うが、個人的にはショックだった」と振り返る。
◆「困っている人のライフラインを止めないで」
今回、清田氏は12〜17日の日程で来日した。政府関係者や国会議員らと接触し、停戦の見通しが立たない中で、UNRWAの活動に理解を求めたという。
「ガザでUNRWAのような規模の人道支援をできる団体は他にない。困っている人のライフラインを止めてはならない」と指摘し、日本をはじめ各国に呼びかける。
「ガザは未曽有の人道危機にある。停止を早く解除し、われわれが支援を続けられるようにしてほしい」
イスラエル軍のプロパガンダとフェイクニュースに翻弄される世界
イスラエル軍がガザ北部最大のシファ病院を襲撃し、多くの犠牲を出した事件。この時も「病院の地下にハマス司令部」がある、とイスラエルは主張していましたが、結局そんなものはどこにもなく、イスラエルのつくり話だったことがハッキリしました。
イスラエル軍占領で病院の患者が次々死亡。「病院地下にハマス司令部」はイスラエルのつくり話だった - 住みたい習志野
今回も「UNRWA職員がハマス襲撃に関与」というイスラエルの発表を信じ、日本も含め多くの国がUNRWAへの資金供与をストップしたため、ガザの住民は「食べられない。治療も受けられない。ただ殺され、餓死するだけ」という悲惨な状況におかれています。
しかしイスラエルはいまだに証拠を示していません。
アメリカの「イラクに大量破壊兵器がある」というニセ情報によってイラクが戦場にされ、数十万の命が奪われた時と同じように、世界と日本はイスラエルのフェイクニュースに振り回され、ガザでのジェノサイド、戦争犯罪に加担しているのかも知れません。
(CNNニュースより)
「ハマス奇襲に関与した」とイスラエルが主張しているUNRWA職員12人。氏名・写真などが公表されたものの、「関与した」証拠は示せず
UNRWA職員の奇襲への関与疑惑、身元詳細を公表 イスラエル(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース
イスラエル国防省は18日までに、パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織「ハマス」が昨年10月7日に起こしたイスラエルへの奇襲に関与した疑いがあるとする国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員12人の身元の詳細を公表した。氏名、写真やハマスでの役割などを明らかにした。
ただ、奇襲に加わったとする主張を裏づけるほかの証拠には一切言及しなかった。CNNはイスラエル側の今回の発表内容の真偽を独自に検証できていない。
とうとうバイデン大統領もネタニヤフ氏を「ゲス野郎(ケツの穴)」と呼ぶようになった
(The Times of Israel紙の記事より)
バイデン氏はネタニヤフ首相にうんざりし、戦争管理に関して同氏を「ろくでなし」と呼んだと伝えられている/THE TIMES OF ISRAEL|宮野宏樹(Hiroki Miyano)@View the world
Biden reportedly said he is trying to get Israel to agree to a ceasefire with Hamas, but Netanyahu is “giving him hell.”
バイデン氏はイスラエルにハマスとの停戦に同意させようとしているが、ネタニヤフ首相は「彼(ネタニヤフ自身)に地獄を与えている」と述べたと伝えられている。
The president called Netanyahu an “asshole” in at least three recent instances, according to three of the anonymous sources.
匿名の情報筋のうち3人によると、大統領は最近少なくとも3回、ネタニヤフ首相を「ろくでなし」と呼んだ。
(編集部注:この記事では「ろくでなし」と訳していますが、assholeというのは「ケツの穴(ゲス野郎)」という意味で、ものすごくきたない、非難の言葉です。しかし、そのゲス野郎に武器を供給し続け、パレスチナ民衆へのジェノサイドを後押ししているのは、他ならぬバイデン大統領です)
Biden, the report also said, believes that Netanyahu wants to extend the war to stay in power.
同報告書はまた、バイデン氏はネタニヤフ首相が権力を維持するために戦争を延長したいと考えていると述べた。
一方ネタニヤフ首相の息子は徴兵のがれ。マイアミで優雅な生活
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