隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

ロス・マクドナルド

1999年11月01日 | 著者
Ross MacDonald ロス・マクドナルド
(1915-1983)本名はケネス・ミラー(Kenneth Millar)。カリフォルニア州のロスガトスに生まれたミラーは、両親の故郷であるカナダ、オンタリオ州のキッチナーで育ち、そこで大学まで過ごした。1938年、同じ高校で知り合いだったマーガレット・シュトゥルムと結婚。妻の出産資金を稼ぐため、ミラーは母校で歴史と英語の講師を勤める傍ら、パルプマガジンや日曜学校新聞向けに短編小説や雑文を書く仕事を開始した。1944年から1946年にかけて、彼は海軍の通信将校を務めている。出産後、妻のマーガレット・ミラーは作家として成功を収め、一家はアメリカのミシガン州に移住する。ミシガン大学に移って研究をする間、彼は1944年に最初の小説『暗いトンネル』を完成した。1951年には同大学で博士号を取得している。
当初、本名で作品を発表していたケネス・ミラーは、妻が有名になったことからジョン・マクドナルドという筆名を使うようになっていた。その後、ジョン・ロス・マクドナルドという筆名も一時期使っていたが、同時代の作家ジョン・D・マクドナルドとの混同を避けるため、最終的にロス・マクドナルドという筆名に落ち着いた。
1949年の『動く標的』で初登場したタフで優しい私立探偵リュウ・アーチャーでよく知られており、アーチャーは20ほどの作品に登場した。

 

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作 品 名 形式
1281 動く標的 長篇

 

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