見返り美人を消せ | ||
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読 了 日 | 2001/09/06 | |
著 者 | 石井竜生・井原まなみ | |
出 版 社 | 角川書店 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 306 | |
発 行 日 | 1986/04/05 | |
ISBN | 4-04-165501-3 |
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婦カップルによる第5回横溝正史賞受賞作。
その当時僕もわずかながら切手の収集をしていたので、興味を引かれて出たばかりの単行本を買ったのだが、そのまま処分して しまったようだ。(なんだかそんなことばかりやって来たのかと、読書人とも思えない過去を反省?)
そういうことで、今回は改めて文庫を購入。切手に少しでも興味のある人なら、「見返り美人」が菱川師宣の有名な浮世絵で、そ れを意匠に使った切手は、「月に雁」などと共に希少価値から、随分と高い価格で取引されていた事をご存知だろう。
風の噂に聞けば、今では昔のような高値で取引されるようなことはないらしい。(しかし一部では熱狂的なコレクターもまだま だいるようだとも聞く)
だから、本書も、そういった意味からすると、今ではあまり人気がないかもしれない。何しろ切手収集に関して殺人事件が起き る話なのだから。しかしそれを別にしても、ミステリーとしては面白く読めるストーリー展開だ。
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