先日のブログで、「おもてなし規格認証」の「紅認証」をご紹介しました。
「当店はおもてなしに力を入れている」
「働きやすい会社である」
といったことをアピールしたい、今後そういった仕組を整えたい、
という企業に「おもてなし規格認証」はぴったりの制度です。
さっそく「紅認証」に登録された店舗さんもいらっしゃると思います。
今回は、本当の意味で他社との差別化になる、
本格的な“★のつく認証”についてお話ししたいと思います。
こちらは、自己宣言ではなく第三者機関に審査して認定してもらうものです。
(審査料と認定料等がかかります)
審査を受けて取得する認証には金認証と紺認証の2種類があります。
この“★のつく認証”を取得すると、お客様向けのアピールの他に、
金利優遇が受ける事が出来たり、補助金を受けやすくなる等のメリットがあります。
■日本政策金融公庫の金利優遇
紺認証:基準利率-0.65%
金認証:基準利率-0.4%
■IT導入補助金
(※昨年に引き続き、「助ネコ」も補助金対象システムに申請予定です。
準備ができましたら、改めてHPや本ブログにてご案内いたします。)
さて、紺認証の取得条件は、審査員による現地調査で
30の規格項目中21以上適合であること、覆面調査等の顧客の意見を測る調査、
そして人材要件を学ぶ研修受講の3つです。
金認証は現地調査の結果が、30項目中15以上適合であることが取得の条件です。
実は、30項目の中にはかなりの数のインバウンド(外国人対応)への取り組みが入っています。
外国人対応に関する取り組みを整えてから、でもよいのですが、
「海外販売はまだやっていない」店舗さんでも、金認証であればチャレンジしやすいと思います。
「対面や直接の接客はないので教育制度は設けていない」
「これからもっと制度を整えたい」
というような場合でも、15以上適合へのチャレンジは、きっと難しくはないと思います。
「業界内では、”金”を取れれば、それだけで十分な差別化になると思う。」
と、認証機関のおもてなしマイスター協会さんも言われていました。
ちなみに、改善が必要な際は審査を担当する認証機関から
適切なコンサルティングを受けることもできます。
私達も、認証取得までの間に、個別の相談をさせていただきました。
さて、それでは、審査から取得までの流れと、費用について、
以下にご紹介します。
__________________________
「おもてなし規格認証」取得までの流れ
■審査申込み
審査機関に審査を申し込むと、1~2週間後に
『認定機関』の(社)サービスデザイン推進協議会より、
審査料の請求が来ます。
【審査料】
金認証: 2万円(税別)
紺認証:10万円(税別)
■審査
審査は、金認証と紺認証で異なります。
金認証:「現地調査」のみ
紺認証:「覆面調査」と「現地調査」
■人材要件研修受講(紺認証のみ)
紺認証を取得するには、審査通過までの間に、
紺認証のための人材研修を、1事業所1名(以上)
受ける必要があります。審査前でも受講できます。
【受講査料】
金認証:(必須ではありません)
紺認証:2.5万円(税別)※1人あたり
■認証の手続き
審査を通過したら、『認定機関』に認証料を支払います。
【認定料】
金認証:1万円(税別)
紺認証:5万円(税別)
__________________________
「おもてなし規格認証」を取得してよかったなあと思うことは、
審査までの準備期間に、改めて社内制度を見直すことができたこと、
日々、社員みんなでコツコツ取り組んでいることが、
改めて第三者機関に評価されたことです。
審査が無事通った時はみんなで喜び合い、励みになりました。
自社を紹介するときに「おもてなし規格認証」の話をすると
「真面目にがんばっている会社なんだなあ」と第一印象がUPしている気がします。
初対面の方々に、ISMS(情報セキュリティのISO)を取得しているといっても、場はなごみませんが、
「おもてなし規格認証」を取得していると話すと、
「それなんですか?」と聞かれ、「こんな規格なんですよ」と話すうちに打ち解け、
「そういうことを大事にしている会社なんですね~」と、当社をイメージしていただけます。
ちなみに、私たちの紺認証の審査では、
サンプリングされたご利用者様から、
審査機関が直接、生の声をヒヤリングしたのですが、
最終評価の場で、それを私達にフィードバックしていただきました。
お客様の声を客観的に分析することができ、
とても身になるなかなかない機会だと思いました。
最近では情報通信業のおもてなし規格認証への関心も高まっているようです。
ご興味があれば一度認証機関に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
私達の審査をしてくださった認証機関のおもてなしマイスター協会さんから、
「このブログを読んでくださっているネットショップの皆様へ」と、
メッセージをいただきました。ご紹介させていただきます。
======================================
「おもてなし規格認証」は企業や事業所様のおもてなしの取組や
経営品質を見える化し評価するという、サービス業全般、
ネットショップ経営の皆様にもぜひ、チャレンジしていただきたい制度です。
本認証は経済産業省が
サービス産業の活性化と生産性の向上を目的に創設しました。
対面サービスを提供している企業様にも、負けず劣らず素晴らしい
サービスや取組をしていらっしゃるネットショップの皆様のことを
「おもてなし規格認証」を通じて、全国にもアピールしていきたいと思っております。
ネットショップの皆様が認証を活用し、
さらに素晴らしいサービス・取組が出来るよう、当協会としても全力サポート致します。
ぜひ皆様も認証取得にチャレンジしてみてください。
皆様と一緒に、日本をさらに元気にできることを楽しみにしております。
一般社団法人おもてなしマイスター協会
https://www.omotenashi-meister.or.jp/
======================================
また、「おもてなし規格認証」の未来について伺ったところ、
今後の方向性について、世界に向けて、
日本発の「サービス版ISO」のような規格を目指している、とのことでした。
すでに、アジアの国々からも、
「おもてなし規格認証」の海外版はいつ出るか?、
と問い合わせが来ているのだそうです。
日本のおもてなしが、世界の「OMOTENASHI」として認知され、
スタンダードになる日が来るのかもしれません。
楽しみですね!
助ネコサポート でした!
関連記事:「おもてなし規格認証」に関する記事一覧
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「当店はおもてなしに力を入れている」
「働きやすい会社である」
といったことをアピールしたい、今後そういった仕組を整えたい、
という企業に「おもてなし規格認証」はぴったりの制度です。
さっそく「紅認証」に登録された店舗さんもいらっしゃると思います。
今回は、本当の意味で他社との差別化になる、
本格的な“★のつく認証”についてお話ししたいと思います。
こちらは、自己宣言ではなく第三者機関に審査して認定してもらうものです。
(審査料と認定料等がかかります)
審査を受けて取得する認証には金認証と紺認証の2種類があります。
この“★のつく認証”を取得すると、お客様向けのアピールの他に、
金利優遇が受ける事が出来たり、補助金を受けやすくなる等のメリットがあります。
■日本政策金融公庫の金利優遇
紺認証:基準利率-0.65%
金認証:基準利率-0.4%
■IT導入補助金
(※昨年に引き続き、「助ネコ」も補助金対象システムに申請予定です。
準備ができましたら、改めてHPや本ブログにてご案内いたします。)
さて、紺認証の取得条件は、審査員による現地調査で
30の規格項目中21以上適合であること、覆面調査等の顧客の意見を測る調査、
そして人材要件を学ぶ研修受講の3つです。
金認証は現地調査の結果が、30項目中15以上適合であることが取得の条件です。
実は、30項目の中にはかなりの数のインバウンド(外国人対応)への取り組みが入っています。
外国人対応に関する取り組みを整えてから、でもよいのですが、
「海外販売はまだやっていない」店舗さんでも、金認証であればチャレンジしやすいと思います。
「対面や直接の接客はないので教育制度は設けていない」
「これからもっと制度を整えたい」
というような場合でも、15以上適合へのチャレンジは、きっと難しくはないと思います。
「業界内では、”金”を取れれば、それだけで十分な差別化になると思う。」
と、認証機関のおもてなしマイスター協会さんも言われていました。
ちなみに、改善が必要な際は審査を担当する認証機関から
適切なコンサルティングを受けることもできます。
私達も、認証取得までの間に、個別の相談をさせていただきました。
さて、それでは、審査から取得までの流れと、費用について、
以下にご紹介します。
__________________________
「おもてなし規格認証」取得までの流れ
■審査申込み
審査機関に審査を申し込むと、1~2週間後に
『認定機関』の(社)サービスデザイン推進協議会より、
審査料の請求が来ます。
【審査料】
金認証: 2万円(税別)
紺認証:10万円(税別)
■審査
審査は、金認証と紺認証で異なります。
金認証:「現地調査」のみ
紺認証:「覆面調査」と「現地調査」
■人材要件研修受講(紺認証のみ)
紺認証を取得するには、審査通過までの間に、
紺認証のための人材研修を、1事業所1名(以上)
受ける必要があります。審査前でも受講できます。
【受講査料】
金認証:(必須ではありません)
紺認証:2.5万円(税別)※1人あたり
■認証の手続き
審査を通過したら、『認定機関』に認証料を支払います。
【認定料】
金認証:1万円(税別)
紺認証:5万円(税別)
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「おもてなし規格認証」を取得してよかったなあと思うことは、
審査までの準備期間に、改めて社内制度を見直すことができたこと、
日々、社員みんなでコツコツ取り組んでいることが、
改めて第三者機関に評価されたことです。
審査が無事通った時はみんなで喜び合い、励みになりました。
自社を紹介するときに「おもてなし規格認証」の話をすると
「真面目にがんばっている会社なんだなあ」と第一印象がUPしている気がします。
初対面の方々に、ISMS(情報セキュリティのISO)を取得しているといっても、場はなごみませんが、
「おもてなし規格認証」を取得していると話すと、
「それなんですか?」と聞かれ、「こんな規格なんですよ」と話すうちに打ち解け、
「そういうことを大事にしている会社なんですね~」と、当社をイメージしていただけます。
ちなみに、私たちの紺認証の審査では、
サンプリングされたご利用者様から、
審査機関が直接、生の声をヒヤリングしたのですが、
最終評価の場で、それを私達にフィードバックしていただきました。
お客様の声を客観的に分析することができ、
とても身になるなかなかない機会だと思いました。
最近では情報通信業のおもてなし規格認証への関心も高まっているようです。
ご興味があれば一度認証機関に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
私達の審査をしてくださった認証機関のおもてなしマイスター協会さんから、
「このブログを読んでくださっているネットショップの皆様へ」と、
メッセージをいただきました。ご紹介させていただきます。
======================================
「おもてなし規格認証」は企業や事業所様のおもてなしの取組や
経営品質を見える化し評価するという、サービス業全般、
ネットショップ経営の皆様にもぜひ、チャレンジしていただきたい制度です。
本認証は経済産業省が
サービス産業の活性化と生産性の向上を目的に創設しました。
対面サービスを提供している企業様にも、負けず劣らず素晴らしい
サービスや取組をしていらっしゃるネットショップの皆様のことを
「おもてなし規格認証」を通じて、全国にもアピールしていきたいと思っております。
ネットショップの皆様が認証を活用し、
さらに素晴らしいサービス・取組が出来るよう、当協会としても全力サポート致します。
ぜひ皆様も認証取得にチャレンジしてみてください。
皆様と一緒に、日本をさらに元気にできることを楽しみにしております。
一般社団法人おもてなしマイスター協会
https://www.omotenashi-meister.or.jp/
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また、「おもてなし規格認証」の未来について伺ったところ、
今後の方向性について、世界に向けて、
日本発の「サービス版ISO」のような規格を目指している、とのことでした。
すでに、アジアの国々からも、
「おもてなし規格認証」の海外版はいつ出るか?、
と問い合わせが来ているのだそうです。
日本のおもてなしが、世界の「OMOTENASHI」として認知され、
スタンダードになる日が来るのかもしれません。
楽しみですね!
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