Native of Ehime

最近、自然も人間も少し変。自分のできることからやってみようか。

小田うどん

2008-11-22 18:35:40 | 
 今日、明日とひめぎんホール(県文)で開催される「えひめ産業文化まつり」に行ってきた。いつもは松山で手に入らないものもあるので、マニアックなものを探した。

 昼は「小田うどん」を買って帰って、食べることにした。
 小田のうどんは柔らかいという人も多いが、うどんを作るところや茹で方で違いがあり、柔らかいうどんだけではない。

 今日のうどんは、完全熟成生 小田うどん 半生うどん(300g)で280円。ラベルに小田の郷 せせらぎとあるので、道の駅から売りに来ているのだろう。



 「製造には2日間を要し、手間をかけ時間をかけ完全熟成した、ふる里のぬくもりを伝えたい小田うどんです。」と説明書きがある。

 茹で方が書いてあるが、「麺を入れて再沸騰したら火力を落とし、蓋をしてゆっくりと茹で、茹で上げ前に火力を強めて沸騰させる。」とある。手ごわい。なかなかマニアックでそそられる。

 食べて驚いた。讃岐うどんの力強いこしではないが、程よいこしがあり、それよりもぷにゅぷにゅするような、歯ぐきで弾力を楽しめるような、透明感のあるおいしいうどんだ。

 すばらしい。

 11分茹でたがちょうどよかった。少しのびるのが早いようなので、釜揚げの時は少し短めにするといいだろう。
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ありがとう

2008-11-21 22:00:51 | 特に心と体にいいこと
 昨日の毎日新聞にいい記事があった。
 作家の光野桃さんの「きれいの先にあるもの」というコラムで「感謝の美容液」という題名だった。

 こういう内容だ。

 あるエステで、顔の仕上がりが日によって違うことに気づいた。
 いいときにはもう抜群で、小顔になるし透明感は出るし、つるつるもっちりになる。
 エステの先生は、顔をマッサージする時とか、化粧水を入れ込む時に、ありがとうございますと言うそうだ。
 でも、その先生が「ありがとうございます」を忘れて施術したときは、術後の顔の状態がまったく違うのだという。

 もうひとつの別の話は、

 あるアメリカ人の社長は、日本の習慣である「いただきます」という言葉を、大変素晴らしい、と絶賛した。

 「いただきます」と言うほんの一秒ほどの間に、目の前の食事がそこに至るまでの時間、例えば、野菜が種からまかれ、実り、刈り取られ、運ばれ、調理され、といった膨大な時間と人々の労力に思いを馳せることができたら、同じ食事でも、身体に及ぼす影響がまったく違う、というのである。

 つまり、心をこめる、ということであろう。

 本当に心をこめたとき、その思いは物理的なエネルギーとして、思わぬ実際的な効果を生むのかもしれない。

 と締めくくっている。

 料理を作る時、相手においしく食べて欲しいと思えば、その料理はおいしいものになることは、信じることができる。
 いや、知っている。

 みんなのために何かをしたいという思いやりの心を、たくさんの人が、疑問を持たずに、当たり前として持てるようになれば、未来が期待できるものとなるのであろう。

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なつめ酢 2

2008-11-20 20:05:45 | 心と体にいいこと
 なつめを酢につけていたのが出来ているので、飲んでみることにした。


 
 茶色になっていて成分が出ているのが感じられる。

 なつめを食べて、酢を飲めば同じことのようだし、なつめを食べてアルコールを飲めば、なつめ酒と同じことのようなのに、薬用植物を液体につけて、ありがたがるのはなぜか、と考えてみた。

  ①アルコールによりその果実の薬用成分のみが抽出される。
  ②果実は旬があるので、アルコールに浸けておけば、その果実の効能を1年中利用することができる。
  ③ホメオパシーのように希釈することによって、わずかな成分でも、よりその効果を発揮する。

 ②が妥当か。でも夢があるので、③も好きだ。

 一梅酢の説明書きどおり、なつめ酢を4~5倍に薄めて、飲んでみることにした。
 すこし酢が強いので8倍ほどにするといける。

 香りはとビンに顔を近づけると強烈だった。
 原液を少しなめると、濃いいい味だが、むせてしまい、咳をする。

 昔はいろいろな感覚が敏感だったが、最近少しづつ鈍っていると感じていたが、なぜかすっぱいものにだけは敏感になってすぐにむせてしまうようだ。

 不思議だが、かっこ悪い。


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柴田のモナカ

2008-11-17 22:06:17 | おいしいもの
 最中をいただいた。

 最中は昔のお菓子、というイメージで、まず外側の容器である邪魔な皮をかじってあんこを食べるという先入観があった。

 ところが、皮がとけるようで、すぐにあんこに到達。
 あんこは上品な甘さで、すっとのどに入っていく。

 おいしい水や酒はすっととけるようにのどにすべっていくが、それと同じだった。

 たいしたもんだ。



 四国中央市川之江町の柴田辧治(べんぢ)商店の最中で、江戸中期から続いているらしい。

 おすそ分けを両親に持っていくと、昔から大好物とのこと。やはりいいものだった。

 最後の1個を隠しておいたが、今日探すとない。
 嫁に食われていた。

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鬼北雉

2008-11-16 22:07:16 | おいしいもの
 今晩の鍋は、熟成 鬼北雉の「雉のしゃぶしゃぶ鍋」。

 生産者は社団法人鬼北町農業公社鬼北きじ工房。



 冷凍した状態で届けられ、雉肉のスライスが2パック。中身は同じで、胸肉と、もも肉。それにだしと、肉団子を少しあぶったものが6個。

 だしは味がついていないので、ぽん酢で食べる。

 おどろき。すごく味が濃い。だしもいいが、雉肉も旨味がすごい。もも肉の方が味が濃厚だが、胸肉もいい。
 白菜の真ん中の黄色いところを入れるとだしを吸ってなんともいえずうまい。体がすごく元気になりそう。

 久万高原町で雉鍋を食べさせてくれるところもあるが、鬼北の雉もうまい。

 昔、狩猟でとった鴨を食べたことがあるが、それに近いくらい、元気をもらったように感じた。
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