それが何だえ

政治家の言葉、リ－ダ－の発する言葉をどう捉えるかは
十人十色の受け取り方が有ろう。
私は、今の言葉だけを捉えないで過去に遡って彼らが
発した言葉を吟味してみる。

野党の時代に与党を追及するために質問した言葉の数々、
それが、与党になったとたんに、どう変わったか　？
振り返って見て見よう ？

党の問題だけでなく、政治家個人の言葉、信念のぶれを
よく見ると面白い。
民主党のマニフェストの経過を見ればお分かりだろう。
私は、平の代議士から役付き、そして大臣への過程の
考え方の変転を、興味を持って眺める癖がある。

政治家特有の曖昧なモノの言い方、マスコミに言葉尻を
捕られるのを防ぐ意味合いが有るのかも知れないが、
それにしても判りにくい。

組織にあって、曖昧な物言いは、誠に持って都合が良い。
後から、どんなにでも言い訳が出来る・・・？
しかし、素直に苦労をしないで人生を歩んで来た人はいざ
知らず。
私のように、貧乏をして人の気づかいをして来た人間は、
知りたくもないのに、彼らの腹が良く見える。

前と今の、考え方の違い ？　方針・方向の違い・・・
何故なのか ？　一生懸命説明するのだが、どういうわけか
ぎこちなさが、目に余る、哀れだね　！？

私が、もうひとつ他人を見る付け所がある　？
反省できる人か　？　できない人か　？　仔細は言わぬが
これが、また面白い　！？
反省しない者は、自己弁護に終始する、そして正当化する。
素直に非を認めない・・・
私は、こんな人は、信用しないし、後押し、応援はしない。
他人の痛みを知ろうとしない者に、命は預けられぬ。

あの太平洋戦争の軍隊の兵隊さんと国民の悲劇がまさに此れ
である。
上層部が責任を取らないということは、下に下りる程、悲劇は
悲惨を通り越す。
・・・・・・・・・・
ある人と、電話での会話が有った。
顔の見えない電話では、努めて冷静を心がけて怒りは抑える。
会った時は、せめて数分間は相手の目を見て話したいもの　？
口と腹が一緒か、または別のものか・・・よく見える。

私は、常に門戸は開けている積りである ！
ハッキリ言っておきたい事は、
口下手の、世渡り下手が、私は大好きである・・・？
その対極にある者は、本質的に信用しない。

それでも、良いのなら・・・待ってるよ　！？
「お前さん ！　それが何だえ ！　何が言いたいんだい ！？」

(一旦、男が口に出すと、唾は引っ込めないよ ？)
「それでも、いいんかえ　！」

「良いことに私ん家は、坊ちゃん劇場のすぐ傍だ　！」
「ほら　幕が開いたようだ、拍子木が鳴ってるよ　！？」

「梅雨空は、明けたかえ、お前さん・・・」 ・・・。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌