杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

人間の器

2011年12月29日 | 日記
ある先生とのお茶会で器の大小の話が出た。

先日、私がある投げかけをしたことに対する
論評である。

お金に絡む話で恐縮だが、
私は相手によって硬軟取り混ぜた出方をする、

難儀を乗り越えてある許可申請案件が無事
許可にこぎつけたのである。

特殊な事情の仕事だったので仔細は省くが、
紆余曲折、周囲の協力の元大同団結に至った。

人間の値打ち、人間の基本姿勢が随所に、
垣間見られて複雑な感慨に捉われた仕事だった。

土地取引が根底にある事件で、ある事情で決済
が遅れる事になった。

そのような経緯の元、
私はある交換条件を出した、こちらの希望を
呑めない場合は、相手の要望は受け入れ難いと?

私たちから見ると未だ若い経営者は、
なかなか理解できなかったようである。

その私の出方に対して、器の大小ということに
為ったようである、携わる〇〇書士の弁である。

私は、真面目に商売に精を出して、相手への誠意
礼儀作法をわきまえた人間には無理を言わない、
逆に、年長者に対する無作法の人間には厳しい
態度をとることが有る。

この件では敢えて私は後者の手法を取ったのである。
お互いの関係については、
私の方が相手方に対して誠意と労力を提供している
側なのである、それも無償での奉仕である。

その基本を考えないで目の前の事件だけで評価する
から可笑しくなる、
誰が、誰にお世話に為っているのか ?

解決策はたやすい事である、
以後に於いて、私の助力は有り得なくなった !
と言うだけなのである。

誰が損をするのか、誰が得をするのか ?
残念だが、喧嘩両成敗なのである !?

今頃の若い者は、喧嘩の仲裁と云うものが出来ない、
私が、その〇〇書士の立場であれば、うまく間に
入って、穏便に事を収める事が出来る。

ただ、こう言いました、ああ言いましたでは、
人間関係は面白くない。

そう言う事で、近日来の人間関係が煩わしいので、
広くなりすぎた交友関係を縮小しょうと考えている。

私と言う人間は、一方通行で終わらせない ?
仕事を紹介願えれば、当然お返しする事を心がける。
これが私のポリシ-である。

交際が終われば仕事のやり取りも終わる。
厳しいようだが、こういうことである。

私は、恩を着せる事を好まない、
信頼関係が廃れば、そこで終わりと言う事である。
人間、伊達に年を食ってはいない。

相手にとって、同業者は捨てるほど要ると思っている、
私に於いても同じである。

他の書士では許可に漕ぎ着ける事が出来ない難しい
案件でも、私は費用を吹っかける事はしない、
何処から見ても納得のいく費用しか頂かない。

そこの誠意が人間の出来、不出来に依っては、
分らないのである。

だから、金持ちが嫌いというのが私の本音である。
金に貧乏、苦労した者は、人の情けを理解できる。

こんなところで、お話しは終わりにしたい。・・・。。。

                           合掌



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