杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

ご恩

2011年07月04日 | 日記
私が弱きものに目がいくのは何故なのか ?
貧乏の中での生い立ちと、親の後姿、水商売の世界で
垣間見た庶民の哀歓にある。

弱きものが正直で悪いやつほど上手に立ち回る、
生き方の上手下手、昔からこの方程式は変わらない、
それと、日本人の情緒、道徳観の荒廃にある。

その良き例が、困った人が居ても見て見ぬ振り、
手を差し伸べて助けるものがいない ?
触らぬ神に祟りなし、精神荒廃ここにあり。

我が身に事件が起きないと、他人の痛みが分からない ?
悲劇に直面して無関心の隣人を見て世の儚さを知ることに
なる。

そんな世の薄情を私は松山に出てきて厭と言うほど味わった、
冷たい街だった ? だから私は強くなれた !
そんな街も、今では日本一大好きな街に変わった。

心の支えはいろいろ有ったけど ?
やはり、苦労しても人を騙さずに真面目を通すと、
お天道様が手を差し伸べて下さる !

お天道様のお使いの方がちゃんといらっしてね !

「辛いかい、辛抱したね、」 と差し向けてくださった !
今は同士のN先生のお父さん、 K先生ご兄弟。
そしてたくさんのお客さん・・・!

何故 !
Uさんは、弱い人に優しいの・・・不思議に思う人が居る ?
それはね・・・?
我が身の痛みで、人の悲しみを推し量る。

助けて貰った恩返し、
だけど、まだまだ返せない !
悲しませた人への罪滅ぼし。

あの世の両親を楽にさせたい一身で徳を積んでいます。
貧乏していたから、親孝行出来なかった・・・?
後追いで供養しています。

「よう来たの ! よくがんばったね !」
両親のこの言葉を聞きたくて・・・!
我が子の人生の邪魔をしないため・・・!
真面目を通して、黄泉の国へ参ります。

Uさん、変わっていたね、でも良い人だった !
ほのかな希望の灯、残せたかしら。 ・・・。。。

                         合掌



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