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杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

背中を合わせて

2011年02月27日 | 日記
この3月も何かと多忙な月になりそうです。

私は3月が誕生日月ですが、私と同じ月日には、
映画界の巨匠故黒澤明監督、映画女優十朱幸代さんがいます。
私の従兄の長男が偶然同じで、お互い驚きながら喜びました。

他にはあまりお見かけいたしませんが、この誕生日を私は
ことのほか気に入っております。

爽やかな晴天に恵まれた土曜日、ひとやすみ兼ねて天使の館
へ出向きました、相変わらずの盛況で、天使さんたちのケ-キ
作りも熱がこもっていました。

芳しい匂いが店内を漂い滑らかに流れるバックミュ-ジックの
調べは、ほっと一息つくには最高の癒しの園である。

年配のご婦人、定年を過ぎた男同士、小さいお子さんを連れた
家族連れ、ここの客層はほんとうに穏やかな方々が多い。
私は、ノ-トパソコンで調べものをしていたが、一段落したので
ユーチューブの歌の録画を観ながらくつろいだ。

私の記憶に去来する人々との出会いと別れ・・・?
多分それは、人様の何倍の数でもって私の人生を彩ってくれた。
多種多様、私の場合は、それはいろんな職業の人たちとの縁で
結ばれていた、振り返る道には様々な趣向のドラマが用意されて
いた。

故郷での子供時代、苛められっ子を振り払うようにのめり込んだ
武道の世界、その後に続く水商売の道、そして手話サ-クルでの
ボランティア活動に参加した時代、子供と手を携えた苦闘時代
それは松山へ出て、更に厳しい現実を迎えることになる。

道後今市は、現在同士として心結ばれるp-papaさんとの出会
いの場所でも有った。
椿さん界隈は、苦闘時代の世をはかなんだ煩悶の街 !
街灯さえも無情に見えた悶々の世界だった。

得るもののない者は、捨てるものもない !
私にとって松山砂漠は灰色の街だった、何故に立ち直る事が出来た
のか、それは、ひとえに人の情けの御陰である。

真面目に生きる証しが、真面目な隣人を見出してくれた。
与えを欲せずして与える事を考えた、その結果が良き人との出会い
に通じたのである。

貧乏は恥ではないが、自慢するものでもない、それは天涯孤独の身
なれば自慢するのも勝手だが、生まれた子供にとっては他力本願の
世界 ! 貧乏の親父が反省も無く自慢垂れて居たのでは息子と
しては言いたくも成る。

何処にあっても、謙虚な生き方は大切である。
私は、北島三郎 サブちゃんの・・・持ち歌の中で !
♪ 終着駅は始発駅 が大好きである !

曲もそうだが、歌詞の内容が我が身の切なさと身近な者の人生が
ダブって身につまされる。
励ましと強く生きよの応援歌なのである !?

青函連絡船は即ち八幡浜から松山へ向かう航路でもあった。
故郷の山河を偲び、父母の眠る土地に思いを馳せる悲しみは、
サブちゃの哀愁もあって、私の心を揺す振ってならない !?

いつ聴いても、この歌は、私に生きる証、原点を思い出させて
くれる。

今宵、胸騒ぐ知らせが届いた、
高齢になった大切な人が、転んで骨折したとの知らせである、
他に重大な懸念も有るようで予断を許さない。

九州は湯平温泉へ一緒に行く約束は、是非実現してあげたい。
せめて、お天道様、苦労を自らのものと運命を甘受して来た
その人に・・・
穏やかな余生と想い出が残せますよう時間をお与え下さい。

今夜の終着駅と始発駅は、心をせかせて警笛を鳴らす !
あの夜と変わらぬ星空が男を感傷の世界へと誘った。

♪ 背中を合わせて・・・

・・・ ♪ ・・・ 始発駅。 ・・・。。。

                合掌

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