立春も過ぎたというのにまだ寒い。
それでも古書即売会は開催される。
名古屋古書会館で開催される「第28回 楽葉会」に顔を出す。
第28回とあるところからも分かるように、名古屋では歴史のある即売会である。
開催期間は2月11日から13日。今回は11日の午後に行ってみた。
会場に着いたのは午後2時を回ったところだったろうか。
数人が入口の均一本コーナーに群がっているが、この時間帯ではまぁこんなものだろう。
とりあえず後で見ればいいやと、本会場のある2階へ上がる。
本会場は人でごったがえしていた。それでも本を取るのに苦労する程いる訳でもない。
絶妙な混み具合だ。
ここで開催される即売会にしてはよく賑わっている方だと思う。
会場内を巡ってみる。
「Rail Magazine」の初期の号が一冊300円で売られていたので買っておく。初期の号は結構マニアックな記事も多く、持っていても損はない。それに鉄道関係に強い古本屋で買えば、最低でも倍はする。
この他に国鉄や東武鉄道、東京都交通局の古いポスターが一枚千円で売られていた。それにしても昭和38年の東武鉄道のポスターとか昭和42年の「有明」運転開始ポスターを名古屋で見ることになろうとは思わなかった。
が、この後寄る所もあるし、何よりポスター自体が大きいため貼る場所に困ると思い涙を呑んで見送った。
まぁ、そうそう売れる代物とは思えないし、また見つけた時に買えばいいか。
予約していた本をレジで受け取ってまとめて精算してから階段を降りる。
均一本コーナーも覗いてみたが、気を惹く本は見つからなかった。もっとも、ここに出てくる本は古書店の店頭で出せない、廃棄するしかない本を出すと聞いたことがある。
それが事実なら、掘り出し物をここで見つけるのは至難の業である。
会場を後にして鶴舞から伏見まで点在している古書店を回って歩き、数冊買う。
大須の古書店で1冊50円~100円の棚から「ホラーSF傑作選」を見つけた。
初版が出たのは25年前という古い本だが、もっと驚くべきはこれ、コバルト文庫から出ていた本。
著者を見ると小松左京、かんべむさし、矢野徹をはじめとする日本SFの大御所が集うという豪華な顔ぶれである。今のコバルト文庫のラインナップと比較すると隔世の感がある。
久しぶりに古書店を回ってみたが、こういった形で掘り出し物が見つかるから面白い。
そういえば、古書店を巡る道中、目の前をダッジ・バイパーとディアブロが走っていった。
両車を名古屋のド真ん中、しかも昼間に見るとは思わなかった。
(即売会で買った本)
「東京地下鉄開業50周年記念 昭和を走った地下鉄」帝都高速度交通営団
「Rail Magazine 86.7」企画室ネコ
「Rail Magazine 87.1」企画室ネコ
「Rail Magazine 87.3」企画室ネコ
(古書店で買った本)
「私鉄車両編成表91年版」ジェー・アール・アール
「飛行艇及び水上機」K.マンソン著 湯浅謙三訳 野沢正監修 鶴書房
「ホラーSF傑作選」豊田有恒編 集英社コバルト文庫
「時間を我等に」坂田靖子 ハヤカワ文庫
それでも古書即売会は開催される。
名古屋古書会館で開催される「第28回 楽葉会」に顔を出す。
第28回とあるところからも分かるように、名古屋では歴史のある即売会である。
開催期間は2月11日から13日。今回は11日の午後に行ってみた。
会場に着いたのは午後2時を回ったところだったろうか。
数人が入口の均一本コーナーに群がっているが、この時間帯ではまぁこんなものだろう。
とりあえず後で見ればいいやと、本会場のある2階へ上がる。
本会場は人でごったがえしていた。それでも本を取るのに苦労する程いる訳でもない。
絶妙な混み具合だ。
ここで開催される即売会にしてはよく賑わっている方だと思う。
会場内を巡ってみる。
「Rail Magazine」の初期の号が一冊300円で売られていたので買っておく。初期の号は結構マニアックな記事も多く、持っていても損はない。それに鉄道関係に強い古本屋で買えば、最低でも倍はする。
この他に国鉄や東武鉄道、東京都交通局の古いポスターが一枚千円で売られていた。それにしても昭和38年の東武鉄道のポスターとか昭和42年の「有明」運転開始ポスターを名古屋で見ることになろうとは思わなかった。
が、この後寄る所もあるし、何よりポスター自体が大きいため貼る場所に困ると思い涙を呑んで見送った。
まぁ、そうそう売れる代物とは思えないし、また見つけた時に買えばいいか。
予約していた本をレジで受け取ってまとめて精算してから階段を降りる。
均一本コーナーも覗いてみたが、気を惹く本は見つからなかった。もっとも、ここに出てくる本は古書店の店頭で出せない、廃棄するしかない本を出すと聞いたことがある。
それが事実なら、掘り出し物をここで見つけるのは至難の業である。
会場を後にして鶴舞から伏見まで点在している古書店を回って歩き、数冊買う。
大須の古書店で1冊50円~100円の棚から「ホラーSF傑作選」を見つけた。
初版が出たのは25年前という古い本だが、もっと驚くべきはこれ、コバルト文庫から出ていた本。
著者を見ると小松左京、かんべむさし、矢野徹をはじめとする日本SFの大御所が集うという豪華な顔ぶれである。今のコバルト文庫のラインナップと比較すると隔世の感がある。
久しぶりに古書店を回ってみたが、こういった形で掘り出し物が見つかるから面白い。
そういえば、古書店を巡る道中、目の前をダッジ・バイパーとディアブロが走っていった。
両車を名古屋のド真ん中、しかも昼間に見るとは思わなかった。
(即売会で買った本)
「東京地下鉄開業50周年記念 昭和を走った地下鉄」帝都高速度交通営団
「Rail Magazine 86.7」企画室ネコ
「Rail Magazine 87.1」企画室ネコ
「Rail Magazine 87.3」企画室ネコ
(古書店で買った本)
「私鉄車両編成表91年版」ジェー・アール・アール
「飛行艇及び水上機」K.マンソン著 湯浅謙三訳 野沢正監修 鶴書房
「ホラーSF傑作選」豊田有恒編 集英社コバルト文庫
「時間を我等に」坂田靖子 ハヤカワ文庫