Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

「カシノリ」の日。(その3)

2006-08-15 04:50:12 | 鉄道(地方・専用線など)
先週末、家を空けていたので前回から間が開いてしまった。
待合室で少し休憩してから窓口で硬券入場券を買う。
中は自分を含めた団体客で賑わっていた。

この賑わいが日常のものであったなら、「廃止」の二文字が鹿島鉄道で囁かれることはなかったろうに、と思わずにはいられない。

気分も落ち着いてきたので、再度外へ出る。
留置線の方では軌道自転車の運転体験が始まっていた。
その様子を眺める。
軌道自転車の走行音を聞いていると、結構重厚感があることに驚く。
遠くから聞いていると列車の走行音と変わる所はないような気がした。
その傍らをKR-503が入線する。
慌ただしくKR-503が石岡へ折り返すと、いよいよ鉾田での短い滞在も終わり。

石岡行の団体列車が仕立てられる。
行きはキハ714に乗ったので、帰りはキハ601に乗ることにする。
もちろん、運転台を撮ることは忘れない。


キハ601の方が古い筈なのに、キハ714より冷房が良く効いている。
一体何故だろう、と思っている間に列車はゆっくりと動きだした。
またカメラの放列に出迎えられながら。

途中、桃浦で列車交換のために停車する。
今回の団体は常陸小川~鉾田間は乗降自由、ということで撮影目的で降りる人はいるのかな、と思って見ていたが行きも帰りも途中下車した人は想像していたより少なかった。

かく言う自分も乗車優先、途中下車するつもりは全くなかったけれども。

常陸小川に停車。
列車を降りるなり保存されているDD901を撮影する。

4月に来た時にも撮っているが、今回は違う角度から撮ってみる。
この位置からの撮影は人がよく通るため思ったより難しい。

次は鉾田行ホームの先端からキハ714を撮る。

今更キハ714の車体広告が左右で違うことに気づく。
この日はジェット機の爆音を聞くことはなかった。

いよいよ「カシノリ」の旅も大詰め。
車内ではお土産が配布される。
お土産をバッグにしまい込みながら、結構団体の旅も楽しいものだと思う。
次は一人でのんびりと沿線を歩いてみようか、と考えている。
その頃には鹿島鉄道の命運も決まっているだろう。

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