Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

久しぶりに春日井リヴィンの古書即売会へ行く。

2006-01-30 07:38:15 | 古書
毎年この時期に春日井リヴィンで開催される「古書籍即売会」。
今年は1月26日から31日までの日程で開催された。

ここ数年、送られてくる目録を見ても欲しい本が見つからなかったのでずっと行かなかったが、今年は違う。
二点欲しい本が見つかったので、予約葉書を送ったら一点当選した。
一勝一敗、五分なら上出来だろう。

開催場所が春日井市ということと、大荷物になるため車で行くことにした。
ちなみに、「春日井リヴィン」には電車で行こうとは思わない方がいい。
10年以上前試してみたものの、JR中央線・春日井駅から結構な距離を歩かされた記憶がある。

会場に着いたのは先週の土曜日、15時近く。
さっそく3階催事場まで上がる。
書店に隣接する形で設けられている催事場には結構人だかりができていた。
中には古い絵本や児童書が格安で売られているコーナーもあり、親子連れが本選びをしていた。
そんな光景を古書即売会で見かけること自体が珍しいな、と思いつつ会場を一巡りしてみる。

通勤の行き帰りで読む文庫本に事欠くようになっていたので、面白そうな文庫本はないかと探してみると結構見つかる。
名古屋古書会館の即売会ではあまり文庫本探しをしないので意外と盲点かもしれないと考えてみたりもする。

会場を一巡すると売られている鉄道関係書の多くは既に持っている、もしくは興味を持てなかった。
たまにはジャンル外の本でも積極的に探すか、と目についた本を手に取る。
こんな考えでもしないと、なかなか別ジャンルの本に手を出さないので。

買い物カゴ一杯に本を入れて清算。
ここに来たときは「抽選を通った本だけ買って帰ればいい」と思っていたのに、カゴの中に入っていたのは11点。
最初の心意気はどこへ行ったのだろうか。
と同時にこれだけの数をカゴに入れていたんだと我ながら呆れてしまう。

会場にいたのは一時間余りだったが、その間に過去の即売会で買い損ねた本も買えたので満足。
その代わり、財布は軽くなってしまった。
まぁ、これはいつものことか。

帰り道、道路の表示を眺めると「桃花台」の文字が見える。
そういえば、ここから桃花台ニュータウンはさほど離れていないことを思い出しつつ、帰路についた。
春日井に来るのに道路工事による渋滞に巻き込まれて難渋したので、帰りはどうかな、と思っていた。
ところが、逆にスムーズに帰ることができたからその点は有り難かった。

(今回買った本)
「東京地下鉄道東西線建設史」 帝都高速度交通営団
「垂井駅物語」太田三郎 自主発行
「LOTUS SEVEN スポーツカーの原点」デニス・オーテンバーガー著 新村達夫訳 二玄社
「三池炭鉱 1963年粉じん爆発を追う」森弘太・原田正純 NHK出版
「ニホンザルの生態」河合雅雄 河出書房新社
「ゴジラ生物学序説 妄想から科学へ」SUPER STRINGS サーフライダー21 ネスコ/文藝春秋
「雑踏の社会学」川本三郎 ちくま文庫
「名所探訪 地図から消えた東京遺産」田中聡
「検証・『雪印』崩壊 その時、何がおこったか」北海道新聞取材班 講談社文庫
「アメリカジャーナリズム報告」立花隆 文春文庫
「鋏と糊」三国一朗 ハヤカワ文庫NF

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1 コメント

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トラックバック (kyu3)
2006-01-30 18:20:17
こんにちは。こちらの記事にも、トラックバックさせてもらいました。



>送られてくる目録を見て・・・二点欲しい本が見つかったので、予約葉書を送ったら一点当選した。



こういう仕組みがあったなんて、初めて知りました。当たって、良かったですね。(^^)
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