Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

夏の大井川鐵道を行く。(その3)

2007-11-06 07:35:11 | 鉄道(地方・専用線など)
抜里駅での小休止を終えて千頭への旅を再開したいと思う。
次の千頭行は10時59分。
大体一時間、駅周辺を散策していたことになる。

そして、やってきた電車を見て絶句。

真夏の暑い盛りに非冷房車がやってきた。
側窓は勿論全開。

その非冷房車、モハ421+クハ571の編成は馴染み深い。
というのも、元近鉄養老線で活躍していた車だからだ。
さらにルーツを遡ると改軌前の近鉄名古屋線特急車まで遡る。
そうした「毛並みの良さ」はどことなく残っている。

ともあれ、いざ乗ってみると冷房がない点はあまり気にならなかった。
窓を開放していれば涼しい風が入ってくるので冷房の代わりには十分なる。
おまけに吊り掛けモーターの唸り音が良いBGMになっていて、乗っているこちらを飽きさせることはなかった。
車内を見回すと立ち客が出る程の盛況ぶり。

終点千頭には11時40分に到着した。
1本先行したSL急行の方では自然発生した撮影会も終わり、入れ換えが始まろうとしていた。

ED501(というより、「いぶき501」の方がしっくり来る)とC11 312の並び。
帰りはED501が千頭方につく形で金谷へ戻ることになる。

SL急行のチケットを求める人でごった返す切符売り場に並ぶ。
「お目当て」の列車の切符を買うために。

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