Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

新生・福井鉄道を行く。(その2)~西武生駅~

2006-04-03 06:28:18 | 鉄道(地方・専用線など)
住宅街の間を縫って西武生駅にたどり着いた。
お馴染みの駅舎が目に入ってくる。


今回実施されたホームの切り下げに伴い、駅舎に何らかの手が加わったかと思っていたが駅舎自体には手が加えられている様子はない。

駅舎の改札口から中に入る。
ホーム自体は切り下げられ、駅舎との間にはスロープが設けられている。


ホームから留置されている車輌を見る。

「ジブラルタ生命」の広告電車、301編成。後ろには302が留置されている。
302の隣にはモハ81+クハ81が留置されていた。


こちらはお馴染み、「日刊県民福井」の広告を纏った303。
3編成ある300形のうち、この編成だけがパンタグラフを上げていたが運用につく感じはなかった。

ホーム先端から奥を見ると、これら在来車にとって代わるべく先月下旬に搬入された880形がデキ3を先頭に留置されている。

以前見かけた時とは留置場所が変わっている。
これは880形の入れ換えに従事していることを考えれば、当たり前か。

そして、その後ろには入線間もない880形がいる。

800・770形と同じ塗装を纏い、静かに出番を待っている。
整備が完了するのは4月中旬。
ズラリ並んで待機する様子は770形の時に見慣れているとはいえ、大した景色だ。

一通り見たい物は見ることができた。
さぁ行くか・・・と思った頃、踏切の音が聞こえてきた。

やってきたのは201。
見慣れた車だが、ホームが切り下げられたため西武生でも折りたたみステップを使用した乗降となる。
奥に留置されている880形が稼働を始めると、在来車が動く場面を見るのは限られたものになる。

新旧交代の「過渡期」を見るにはちょうどいいタイミングだと思って福井入りしたが、その目論みは的中している。
田原町行として入線してきた803に乗車して西武生を後にした。

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