寝ぼけ頭で本探し。

リニモの初乗りを終えて藤が丘へ戻ってきた。
時計を見ると、まだ9時半にもなっていない。
それにしても、早朝から動いていることもあって本当に眠い。

時間的な余裕は十分。ならば今日まで開催されている古書即売会へ行こう。
古書即売会の会場はいつも通り名古屋古書会館。
名古屋古書会館は鶴舞にあるので、藤が丘から東山線で伏見へ向かい、伏見で鶴舞線に乗り換えて鶴舞で下車するルートで移動する。

鶴舞には10時頃に着いた。藤が丘からだと大体30分程度の所要時間となる。
名古屋古書会館に着くと、開場して間もないためか1階の均一本コーナーには人は数人。

2階の本会場へ上がると、こちらも片手で足りる程度の人しかいない。
まぁ見慣れた光景ではある。
会場内を一回りしてみるが、目ぼしい本はあまりなかった。1983年の時刻表が500円で出ていたので買おうとも思ったが、置く場所にも困りつつあるしと思って結局止めた。
結果としては予約してある本を引き取って会場を後にした。

いつもであれば古書街を流しつつ上前津、大須観音と流れていくルートをとるが、如何せん眠い。
気力が続かないので、鶴舞駅前の古書店を覗いて家路についた。
そういえば、4月は名古屋古書会館の即売会に限らず、愛知県内での古書即売会の予定は入っていない。馴染みの店で事情を聞いてみると、古書店の全国大会を愛知県で開催するとかで、古書即売会を開催する余裕なぞないという。
しかも、その手伝いに狩り出されるので、臨時休業することもあるとのこと。
4月に愛知県内の古書店巡りをしようという方は営業日に注意した方がいいと思う。

（即売会で買った本）
「大列車衝突の夏」舟越健之輔 毎日新聞社
「メトロポリス」手塚治虫 角川文庫

（古書店で買った本）
「JR気動車客車編成表 92年版」ジェー・アール・アール
「Rail Magazine 87.2」企画室ネコ
「THE MINI STORY ミニ・ストーリー－小型車の革命」ローレンス・ポメロイ著／小林彰太郎訳 二玄社