Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

「愛・地球博」会場にて。(その3)

2005-07-10 05:57:14 | 愛・地球博
指定された集合時間の約10分前にグローバル・ハウスの入口に着いた。早速、行列へ誘導される。
ここで、持っている整理券によって「ブルー→マンモス・ラボ」と「オレンジ→マンモス・ラボ」の二ルートに分けられる。
今回自分が持っているのは前者。ちなみに配布される整理券には選択の余地はなかった。

公式ガイドブックは一応購入して斜め読みとはいえ読んでいる筈だが、グローバル・ハウスは「無理」と思って行く予定に入れてもいなかったので、何があるのか覚えてもいない。
まぁ並んでいれば黙っててもマンモス・ラボに行けることだし、いいかと思う。
導かれるままに「スーパー・ハイビジョンシアター」に入る。これが「ブルー」の展示ということになる。
結論から言うと、確かに高さ10m×幅50mという巨大スクリーンの映像は音響効果もあって迫力があった。
しかし、スクリーン間の継ぎ目がうっすらと見えたのは減点材料か。
人口も増え、環境も悪化しているが、まだやり方によっては大丈夫。ということを数値で示して説明していたが、さてどうだかと思って席を立ち、「マンモス・ラボ」へ誘導される。

その「マンモス・ラボ」のメインであるユカギルマンモスは高さが異なる二列の動く歩道から見ることになる。自分は高い方へ誘導されたので見下ろす形で見たが、「テレビと同じアングルだ」としか言いようがない。感想を書こうとしても、インパクトを受ける程長く見ていた訳でもない。
ただ、テレビで見た時の印象よりは動く歩道がゆっくり流れていたため、思ったより長い時間見ることが出来たのが意外と言えば意外だった。

ちなみに、「マンモス・ラボ」の前座となる「ブルー」は前述したとおりだが、「オレンジ」の方は「グローバルショーケース」と称して月の石をはじめとする世界中の「たからもの」を見ることができたらしい。個人的にはこちらの方が見たかった。

「グローバル・ハウス」を出たらもう14時前。ようやく瀬戸会場へ移動できる。
瀬戸会場へは二種類の行き方があり、建設時に物議をかもしたゴンドラか、燃料電池バスのいずれかを選択することになる。いずれも無料。
行きと帰りで別々の交通手段にしようと思っていたので、最初はゴンドラに乗ろうと思って歩き出したが、何時の間にゴンドラ長久手駅を通り過ぎてしまった。戻るのも面倒なので燃料電池バスに変更して乗り場へ歩き出すが、一番日射しがきつい中を思ったより長い距離を歩くことになる。
それでも余裕で座れたからいいのだが。


燃料電池バスは静かで、通常のバスに比べると加減速のショックも少ない。
思ったより乗り心地は良かった。ラッピングのおかげで車窓を楽しむには今ひとつだったが、車内で流れる燃料電池バスの紹介ムービーは結構コミカルで楽しかった。

約10分の乗車時間は瞬く間に過ぎ、瀬戸会場に到着。

長久手会場の喧噪がウソのように静かな場所だった。実際、瀬戸会場にいる人は長久手会場に較べて明らかに少ない。
緑が多いだけにイベントを見に来たというよりは、ピクニックに来たような気分になる。

まず最初に目に入ってくるのは「天水皿」。
暑さで頭がボーっとしてきたせいか、「あぁ大きいなぁ」という感想しか持てない。
これを眺めてから市民パビリオンへと続く通路を歩き出す。
すると、さっきの燃料電池バスが長久手へ引き返していくのが見えた。


「市民参加」を謳う万博だけに瀬戸会場の展示はどうなのだろうか。どんな展示が待っているのだろうか。
前述したように事前情報は殆ど持っていない。
単に「横着」と言われればそれまでだが・・・。


CGI

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