鳥取県の郡家と若桜の間を結ぶ若桜鉄道。
ここも赤字経営が続いており、年間3000万円の赤字が発生している。
赤字は助成基金を取り崩して補填しているが、この基金も2012年3月には底をつくという。
赤字が恒常的、助成基金も枯渇直前になると、次は路線の存続が俎上に上がってくる。
果たして地元は若桜鉄道を必要としているのだろうか。
そこで、沿線自治体などで構成する利用促進実行委員会がその必要性を調査した結果が日本経済新聞に掲載されていた。
結論から言うと、沿線住民の49%は「存続希望」ということだった。
この数字が「利用者=存続を希望する人」であれば問題はないのだが、存続を望む人の中には「存続を希望するが、利用しない人」が結構いるのではないか。
また、「無くなっても困らない」という人の割合は35%。
数字の上から見ると存続派が廃止派を上回っているが、実際に利用増に結びつくかというと、疑問に思った。
存続を望む人の多くは学生だと思っていたが、案の定通学手段としている人の内、60%の人が必要と回答していた。
しかし、運行本数や運行時間に不満がある人も25%、1/4を占めているということはかなり利用者はストレスを感じているのではないか。
肝心の助成基金がなくなった場合の対応については、「沿線自治体が赤字補填を行って存続」が39%、「代替バスを整備」が28%ということで、数字の上では沿線自治体の財政支援を行って存続を望む人が優勢にある。
しかし、代替バスを望む人の割合も結構多い。
この点については、鳥取・若桜間を路線バスが競合して走っている要素が大きいのではないだろうか。
調査結果を見ると、運行本数や運行時間に不満を持っている人が結構多いという印象が強い。
その点を見直す等の経営努力が必要だろう。
ここも赤字経営が続いており、年間3000万円の赤字が発生している。
赤字は助成基金を取り崩して補填しているが、この基金も2012年3月には底をつくという。
赤字が恒常的、助成基金も枯渇直前になると、次は路線の存続が俎上に上がってくる。
果たして地元は若桜鉄道を必要としているのだろうか。
そこで、沿線自治体などで構成する利用促進実行委員会がその必要性を調査した結果が日本経済新聞に掲載されていた。
結論から言うと、沿線住民の49%は「存続希望」ということだった。
この数字が「利用者=存続を希望する人」であれば問題はないのだが、存続を望む人の中には「存続を希望するが、利用しない人」が結構いるのではないか。
また、「無くなっても困らない」という人の割合は35%。
数字の上から見ると存続派が廃止派を上回っているが、実際に利用増に結びつくかというと、疑問に思った。
存続を望む人の多くは学生だと思っていたが、案の定通学手段としている人の内、60%の人が必要と回答していた。
しかし、運行本数や運行時間に不満がある人も25%、1/4を占めているということはかなり利用者はストレスを感じているのではないか。
肝心の助成基金がなくなった場合の対応については、「沿線自治体が赤字補填を行って存続」が39%、「代替バスを整備」が28%ということで、数字の上では沿線自治体の財政支援を行って存続を望む人が優勢にある。
しかし、代替バスを望む人の割合も結構多い。
この点については、鳥取・若桜間を路線バスが競合して走っている要素が大きいのではないだろうか。
調査結果を見ると、運行本数や運行時間に不満を持っている人が結構多いという印象が強い。
その点を見直す等の経営努力が必要だろう。
若桜鉄道の調査結果については仔細が公表されております。御承知かもしれませんが念のため紹介しておきます。なかなか興味深いですよ。