Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

「ときめき出発!ふれあいステーション」へ行ってきた。

2005-10-09 20:07:47 | 鉄道(その他雑感など)
毎年開催される「鉄道の日」記念イベント。
今年も金山で開催されたので、行ってみることにした。

例年だと初日の土曜日に行っていたが、今年の初日は雨が降っていたため、ムリして行くこともないかと思い、断念。
それに買い物をする気があまりなかったため、最終日でもある二日目に行くことにした。

金山の改札口を出たのは10時を少し回った頃。
総合駅コンコースに設けられた会場には人だかりができている。
しかし、昨年よりも物品販売している鉄道会社の数が減ったのは残念。
今年は三岐鉄道が参加していなかった。
段々出店する企業の数が減っているような気がする。

とりあえず買いたい物があった樽見鉄道のブースへ。
「レールバス ハイモ180-200形 引退記念乗車券」を購入する。
回りを見回すと、グッズ類を買い求める人、鉄道会社等が配布するパンフレットを集めている人で一杯。
狭い通路で行き違いもできず、気詰まりがしてきた。
二日目でこんな状態だから、初日はもっと凄かったのだろうと思いつつ、愛知環状鉄道のブースへ行くと、昨日は「愛・地球博」時の列車運行図表を求める人で行列が出来ていたという。
何とか売れ残っていた運行図表と万博八草駅の絵はがきを購入。

・・・と、こんな具合に買いたい物は買った。
というより、毎年同じ会社が同じようなグッズ類を販売するので、買いたい物がそもそも少なかったというべきか。
おまけに資料関係も少なかった。豊橋鉄道が出していた図面集も購入済だった。

というわけで、予定より早く買い物は終わった。
そこで、第二会場となっている金山南ビルへ行ってみる。
金山総合駅コンコースの喧噪がウソみたいに静かだ。

展示を眺めて同じビルの11階で開催されている「名古屋のまちと鉄道展」へ行ってみた(10月30日まで)。

エレベータで11階に着くと、展示会場の鉄道模型の運転に子供達の目が注がれていた。
毎年、この時期は鉄道の日関連の催し(金山のイベントの第二会場)が行われているが、いつも閑古鳥が鳴いていた。
今年は「鉄道模型の運転会」等、子供が飛びつきやすい企画が中心であるためか、例年より入場者は多かった。
この他にも鉄道部品が展示されていたり、リニモの動作を説明する模型等が展示されていた。


そうした展示を眺めているだけで、本会場の時より気分が和む。
本来、「鉄道の日」関連のイベントは、一般の人に鉄道に親しんで貰うために開催する筈。我々鉄道好きを対象にした物品販売会だけがイベントではない筈だ。
実際、日比谷公園の「鉄道フェスティバル」に2年前に出かけた事もあるが、回りを見ると、グッズ購入に血眼になっている人ばかりで疲れ果てた記憶がある。

少なくとも、「名古屋のまちと鉄道展」の方が本来の「鉄道の日」関連イベントの名に相応しいと思った。
見ていてもこちらの方が楽しい。
ここに来た人の多くが何かしらの思い出を持って帰ることができたのではないだろうか。

最新の画像もっと見る