開幕まであと一週間となった愛・地球博(愛知万博)。
今回、弁当及びペットボトルの持ち込み禁止がアナウンスされていたが、博覧会協会はこの件について妥協しない旨が報道された。開幕一週間前にしてこれか・・・。
「それでも弁当持ち込み禁止 万博協会、抗議にも譲らず」
弁当持ち込みを禁止する理由としては食中毒対策を挙げているが、例外として学校等の遠足で弁当を持ち込むのは可という。一律で禁止するならまだ筋も通ると思うが、例外を認めるのは「学校を信用し、衛生面の管理ができると判断したため」という。この見解には素直に頷けない。一般入場者でも普通に衛生面の管理はできると思うのだが。
過去の博覧会ではどうだったかというと、勿論弁当の持ち込みは可。食中毒の発生状況は1970年の大阪万博では24件、1985年のつくば科学万博では6件というから入場者数に対して極めて低い率である。
当然、この件では一般からも抗議が殺到し、供食体制について愛知県議会でも取りあげられている。
しかし、万博協会の姿勢は覆らなかった。
一番ハラが立つのは、「飲食店にも会場外で調理した弁当は一切販売しないよう厳しく指導する方針だが、会場内のコンビニ店には「衛生管理がしっかりしている」との理由で許可。国内外のVIP用弁当も「メニューに特別な要望がある」との判断で持ち込みを一部認める」というくだり。
結局、一般入場者は信用していないとも受け取れるし、とにかくレストランに誘導したいという万博協会の思いが透けて見える。
「弁当の持ち込みを禁止する」と大見得を切ったはいいが、レストランで食事が取れるかどうかも覚束ない。そういえば、会場内のレストランも一部の席を「接待用」とやらで万博協会が押さえていたんだっけ。
行きは交通機関の混雑でクタクタ、会場内はパビリオンの混雑でクタクタ、挙げ句に食事も取れず、帰りはこれまた交通機関の混雑でボロボロというのでは、「楽しみな一日」というよりは単なる「苦行」と表現した方がぴったりくる。
何とかならないものかと思うが、開幕してからどう動くか注目したい。
今回、弁当及びペットボトルの持ち込み禁止がアナウンスされていたが、博覧会協会はこの件について妥協しない旨が報道された。開幕一週間前にしてこれか・・・。
「それでも弁当持ち込み禁止 万博協会、抗議にも譲らず」
弁当持ち込みを禁止する理由としては食中毒対策を挙げているが、例外として学校等の遠足で弁当を持ち込むのは可という。一律で禁止するならまだ筋も通ると思うが、例外を認めるのは「学校を信用し、衛生面の管理ができると判断したため」という。この見解には素直に頷けない。一般入場者でも普通に衛生面の管理はできると思うのだが。
過去の博覧会ではどうだったかというと、勿論弁当の持ち込みは可。食中毒の発生状況は1970年の大阪万博では24件、1985年のつくば科学万博では6件というから入場者数に対して極めて低い率である。
当然、この件では一般からも抗議が殺到し、供食体制について愛知県議会でも取りあげられている。
しかし、万博協会の姿勢は覆らなかった。
一番ハラが立つのは、「飲食店にも会場外で調理した弁当は一切販売しないよう厳しく指導する方針だが、会場内のコンビニ店には「衛生管理がしっかりしている」との理由で許可。国内外のVIP用弁当も「メニューに特別な要望がある」との判断で持ち込みを一部認める」というくだり。
結局、一般入場者は信用していないとも受け取れるし、とにかくレストランに誘導したいという万博協会の思いが透けて見える。
「弁当の持ち込みを禁止する」と大見得を切ったはいいが、レストランで食事が取れるかどうかも覚束ない。そういえば、会場内のレストランも一部の席を「接待用」とやらで万博協会が押さえていたんだっけ。
行きは交通機関の混雑でクタクタ、会場内はパビリオンの混雑でクタクタ、挙げ句に食事も取れず、帰りはこれまた交通機関の混雑でボロボロというのでは、「楽しみな一日」というよりは単なる「苦行」と表現した方がぴったりくる。
何とかならないものかと思うが、開幕してからどう動くか注目したい。