話は前回と前後する。
福井口で電車を降り、謎のディーゼル機関車を撮りに行こうと駅を出る。
その前に庫内にいる元阪神車2100形を撮る。
そういえば元阪神の電車も愛知環状鉄道から購入した6000系列に押し出される形で姿を消し始めている。
実際、三国芦原線ですれ違った電車の殆どが元愛知環状鉄道車。
阪神電車を見たのは一度だけ。
京福時代、えちぜん鉄道発足当時のことを考えると本当に影が薄くなった。
という次第で福井口の車庫で見る物を見たら、時間と日照が許す限り元阪神電車を待ってみようという気分になってきた。
待つこと約一時間半。
車庫まで往復してきたこともあるが、待ち時間は気にならない。
とはいえ、時計は既に16時半を回っている。
ようやく三国港から2204が戻ってきた。
実はこの電車、三国港から乗ってきた時、途中ですれ違っている。
それ故に運用入りしていることを確認できた。
この2200形と釣り掛け式の2100形を元愛知環状鉄道車で置き換えており、2203などが既に解体されている。
今、福井口のホームに滑り込んでアテンダントと乗客を降ろしている電車の寿命は決して長くはないだろう。
注目点は降りるお客の多さ。
これは三国芦原線でも感じたことだが、座席は全て埋まり通路には立ち客が出る盛況ぶり。
車内に活気があることはいい。
一両撮っただけでは物足りないので、もう暫く待つことにする。
待つこと15分。
勝山からの福井行が到着した。
1101形1102。
整ったスタイルもさることながら、個人的には複雑な経歴の方に目が行ってしまう。
ルーツは1949年に京福電鉄が自社発注したホデハ1001形。名鉄3800系と類似の車体を持っていたことでも有名な車だった。
そのホデハ1001が事故で車体を損傷したのを契機に阪神電鉄のモハ5108・5109の車体を2扉化の上、旧車の足回りを流用して誕生した。
その後は豊橋鉄道1900形から発生したDT21台車と冷房を装備して現在に至っている。
なお、1101については2000年の列車衝突事故で損傷し、えちぜん鉄道へ引き継がれることなく姿を消している。
ということで「一形式一両」となった1102。
多くの乗客を降ろして福井へ向かっていった。
先頭部を見ると行先表示板が入っているが、この板を使うのは最早元阪神の電車だけ。
結構いい色使いなのでこのまま無くしてしまうのも惜しいような気もする。
外は段々暗くなってきた。
10月に入って日の短さを実感する。
サッサと元阪神電車を撮って田原町から福井鉄道市役所前まで抜けて夕暮れ時の写真を撮ろうと思っていたが、撮影にかまけるあまり時間がなくなってきた。
福井へ戻るか、計画通り田原町へ行こうか迷ったが、三国芦原線の折り返しがさっき見送った2204なので、これに乗って田原町へ向かった。
愛知環状鉄道からの車輌導入は打ち止めに近づき、えちぜん鉄道の車輌の動きも落ち着きを取り戻しつつある。
しかし、車輌更新が全て終わった訳ではなく2100形の更新も必要な時期に来ている。
現在、えちぜん鉄道三国芦原線に福井鉄道の路面電車が乗り入れる構想の絡みで思わぬ大どんでん返しが見られるかもしれない。
車輌基地の移転、高架化される福井駅乗り入れ計画、そして福井鉄道車による三国芦原線直通計画の存在を考えると、えちぜん鉄道の今後からはまだ目が離せない。
福井口で電車を降り、謎のディーゼル機関車を撮りに行こうと駅を出る。
その前に庫内にいる元阪神車2100形を撮る。
そういえば元阪神の電車も愛知環状鉄道から購入した6000系列に押し出される形で姿を消し始めている。
実際、三国芦原線ですれ違った電車の殆どが元愛知環状鉄道車。
阪神電車を見たのは一度だけ。
京福時代、えちぜん鉄道発足当時のことを考えると本当に影が薄くなった。
という次第で福井口の車庫で見る物を見たら、時間と日照が許す限り元阪神電車を待ってみようという気分になってきた。
待つこと約一時間半。
車庫まで往復してきたこともあるが、待ち時間は気にならない。
とはいえ、時計は既に16時半を回っている。
ようやく三国港から2204が戻ってきた。
実はこの電車、三国港から乗ってきた時、途中ですれ違っている。
それ故に運用入りしていることを確認できた。
この2200形と釣り掛け式の2100形を元愛知環状鉄道車で置き換えており、2203などが既に解体されている。
今、福井口のホームに滑り込んでアテンダントと乗客を降ろしている電車の寿命は決して長くはないだろう。
注目点は降りるお客の多さ。
これは三国芦原線でも感じたことだが、座席は全て埋まり通路には立ち客が出る盛況ぶり。
車内に活気があることはいい。
一両撮っただけでは物足りないので、もう暫く待つことにする。
待つこと15分。
勝山からの福井行が到着した。
1101形1102。
整ったスタイルもさることながら、個人的には複雑な経歴の方に目が行ってしまう。
ルーツは1949年に京福電鉄が自社発注したホデハ1001形。名鉄3800系と類似の車体を持っていたことでも有名な車だった。
そのホデハ1001が事故で車体を損傷したのを契機に阪神電鉄のモハ5108・5109の車体を2扉化の上、旧車の足回りを流用して誕生した。
その後は豊橋鉄道1900形から発生したDT21台車と冷房を装備して現在に至っている。
なお、1101については2000年の列車衝突事故で損傷し、えちぜん鉄道へ引き継がれることなく姿を消している。
ということで「一形式一両」となった1102。
多くの乗客を降ろして福井へ向かっていった。
先頭部を見ると行先表示板が入っているが、この板を使うのは最早元阪神の電車だけ。
結構いい色使いなのでこのまま無くしてしまうのも惜しいような気もする。
外は段々暗くなってきた。
10月に入って日の短さを実感する。
サッサと元阪神電車を撮って田原町から福井鉄道市役所前まで抜けて夕暮れ時の写真を撮ろうと思っていたが、撮影にかまけるあまり時間がなくなってきた。
福井へ戻るか、計画通り田原町へ行こうか迷ったが、三国芦原線の折り返しがさっき見送った2204なので、これに乗って田原町へ向かった。
愛知環状鉄道からの車輌導入は打ち止めに近づき、えちぜん鉄道の車輌の動きも落ち着きを取り戻しつつある。
しかし、車輌更新が全て終わった訳ではなく2100形の更新も必要な時期に来ている。
現在、えちぜん鉄道三国芦原線に福井鉄道の路面電車が乗り入れる構想の絡みで思わぬ大どんでん返しが見られるかもしれない。
車輌基地の移転、高架化される福井駅乗り入れ計画、そして福井鉄道車による三国芦原線直通計画の存在を考えると、えちぜん鉄道の今後からはまだ目が離せない。
そうですね。台車だけでも数種類ありますもんね。
ちなみに、日車ファンの私も、標準形が欲しいところです。
もし話が続けば、これ実現して欲しいですね。
この元阪神車のシリーズ、意外と鉄コレに向いているなと電車を眺めていて思いました。
例えば、えちぜん鉄道、京福電鉄(これは許諾が下りるか微妙だけど)、高松琴平電鉄へ転じていった阪神電車は意外とネタになりそうな感じです。
阪神赤胴車単行時代をシークレットにしてもいいのですが、むしろ通常の方に入れてもらった方がいいのではないかという感じがします。
ただ、問題は台車のバリエーションが多いため、対応できるかどうか・・・そう考えると微妙な所だと思います。
個人的には日車標準車を出して欲しい所ですが、RMMでのインタビューを見る限り望み薄なのが残念です。
鉄コレ3を買われて、お気に入りがちゃんと出た様で…w
第4弾では、是非ともこのえちぜん鉄道の元阪神車2200形や、西武E31形等を製品化してもらいたいものです。
シークレットは、阪神赤胴車単行時代で…無理でしょうね。