石越を出たときと同じく鉄道ファンだけを乗せた列車は終点に到着した。
片面一本の小さなホーム。
すぐに折り返すところだったが、気になる場所もあったので少し歩いてみることにした。
少し石越方向へ歩いた踏切から折り返し列車を撮る。
同じ列車に乗っていた人の多くは折り返し列車に乗っていったようだ。
静かになった駅に戻る。
駅舎正面を撮る。
この駅舎が役目を終えるまであと僅か。
カメラを構えているのは自分だけ。
周辺の道路が真新しく整備されているのが印象的だった。
列車が去った後のホーム。
終着駅としては小規模の部類に入ると思うが、いっぱしの「貫禄」は感じる。
駅名標を撮る。
12文字という数の駅名は「長い」部類に入ると思うが、第三セクター鉄道を中心とした「長い駅名」ブームが過ぎ去った後は普通に感じる。
あのブームは何だったのだろう。
中には利用客のためとは思えない「駅名」のための「駅名」もあったような気もするが。
話を戻す。
この駅、もう一つの楽しみ。
ED20 2と木造貨車が保存されている。
機関車の方は最近塗り替えられたらしく真新しい。
廃止された後もこの二両が「遺構」として残されるのだろうか。
そして、保存車輌の手前の看板を見る。
「乗って残そう栗原電鉄」。
くりはら田園鉄道の前身となった会社の名前が残されている。
第三セクターへの転換から約10年。
この看板は結果として報われなかった。
路線の寿命が十年延びたことを評価すべきなのかもしれないが、会社の名前が変わっても結末が変わらなかったのは何とも無念だ。
次の列車が来るまで駅舎内の待合室で少し休む。
待合室に小さな図書コーナーがあり、寄贈された本が並んでいる。
この種の図書コーナーは全国のローカル私鉄などで結構見かけるが、「PANZER」とか「第二次大戦ブックス」が書棚に並ぶ駅は初めて見た。
大体が古いビジネス書か小説、もしくは絵本や児童書が並んでいることが多いだけに、その中に混じった軍事モノは意外でもあり不思議な感じを受けた。
一体誰が持ち込んだのだろう。
片面一本の小さなホーム。
すぐに折り返すところだったが、気になる場所もあったので少し歩いてみることにした。
少し石越方向へ歩いた踏切から折り返し列車を撮る。
同じ列車に乗っていた人の多くは折り返し列車に乗っていったようだ。
静かになった駅に戻る。
駅舎正面を撮る。
この駅舎が役目を終えるまであと僅か。
カメラを構えているのは自分だけ。
周辺の道路が真新しく整備されているのが印象的だった。
列車が去った後のホーム。
終着駅としては小規模の部類に入ると思うが、いっぱしの「貫禄」は感じる。
駅名標を撮る。
12文字という数の駅名は「長い」部類に入ると思うが、第三セクター鉄道を中心とした「長い駅名」ブームが過ぎ去った後は普通に感じる。
あのブームは何だったのだろう。
中には利用客のためとは思えない「駅名」のための「駅名」もあったような気もするが。
話を戻す。
この駅、もう一つの楽しみ。
ED20 2と木造貨車が保存されている。
機関車の方は最近塗り替えられたらしく真新しい。
廃止された後もこの二両が「遺構」として残されるのだろうか。
そして、保存車輌の手前の看板を見る。
「乗って残そう栗原電鉄」。
くりはら田園鉄道の前身となった会社の名前が残されている。
第三セクターへの転換から約10年。
この看板は結果として報われなかった。
路線の寿命が十年延びたことを評価すべきなのかもしれないが、会社の名前が変わっても結末が変わらなかったのは何とも無念だ。
次の列車が来るまで駅舎内の待合室で少し休む。
待合室に小さな図書コーナーがあり、寄贈された本が並んでいる。
この種の図書コーナーは全国のローカル私鉄などで結構見かけるが、「PANZER」とか「第二次大戦ブックス」が書棚に並ぶ駅は初めて見た。
大体が古いビジネス書か小説、もしくは絵本や児童書が並んでいることが多いだけに、その中に混じった軍事モノは意外でもあり不思議な感じを受けた。
一体誰が持ち込んだのだろう。