Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

「下工弁慶号」、再び走行。

2006-07-03 05:29:40 | 鉄道(その他雑感など)
7月2日の公開運転は実施されるかどうか気になっていた「下工弁慶号」。
昨日は都合が悪くて現地へ行くことは出来なかったが、新聞各紙の報道を見ると予定通り公開運転が実施された。

「「行政は現場見に来て」 北勢線SL問題、考える会が走行継続」(中日新聞、7/3)
「弁慶号4度目の走行」(読売新聞、7/3)

「北勢線対策推進協議会」から先月17日に保守委託契約を解除されてから初めての公開運転、ということになるが、先の見えない展開は続いている。
今回の運転実施を素直に喜ぶことはできないのは自分だけだろうか。

また、「北勢線対策推進協議会」の方は「法的措置を採る」としていたが、昨日は新たな措置はなかったとのこと。
読売新聞の記事を見ると「今月中に協議会を開いて法的措置の指示を受けたい」としているので、まだこれから中身を詰めるということなのだろうか。
「契約は解除した」から今回の運転は根拠がない、だから時間的な余裕は十分あるということなのかもしれないが、「走行反対」を言い出してから約二ヶ月。
このような事態は想定可能だった筈。
随分とのんびりしていると思う。

一方で、「下工弁慶号」を走らせた「北勢線とまち育みを考える会」の方はどう考えているのだろうか。
あくまでも「話し合い」を求めているが、行政側の姿勢が良くも悪くも一貫してしまっている以上、前向きな展開は望めないのではないか。

個人的には話し合いで解決できれば一番いいと思っているが、一方にその気が全くないのだからどうしようもない。

そういった意味で今回の公開運転を巡る記事を読んで何とも閉塞感が漂っている、という印象は拭えなかった。
果たして8月の公開運転までに動きはあるのだろうか。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
訪問 (後藤定明)
2006-07-03 20:10:25
昨日は、あいにくの雨でしたが、10往復位しながら、

転車台にて、記念撮影。

ビデオの発行メーカーの方もみえました。

岡崎から、一人で来た少年など、いなべの鉄道を、まわって

きた多くのお客さんが、みえました。

なぜ、機関庫まで来て説得するなど、膝づめの話し合いの姿勢を、とらないのでしょう?

さて、自動券売機について、「使い方わからんで、後でええわ。」等、高齢者の生の声を、耳にしました。

上笠田のホーム後に、新線の工事も始まりましたが、

こんな位で何が、変わるのやらという程度の短距離。

さて、16日は”作業日”です。
返信する