7月2日に予定される「下工弁慶号」の公開運転まで一週間を切った。
管理委託先の「北勢線とまち育みを考える会」に対して北勢線対策推進協議会が契約解除通知を行っているため公開運転そのものが実施されるかどうか大変気にかかる所だ。
実際、北勢線対策推進協議会の構成員である桑名市は「委託契約は解除済」という認識を示していることが23日の中日新聞に掲載されている。
同時にこれまでの公開運転時における阿下喜駅での降車客が21~55人だったことも明らかにされた。
三岐鉄道調べによる降車客数は次のとおり。なお、公開運転は毎月第一日曜日に実施しているが、他の日曜日との比較はできないとのこと。
○走行お披露目時(3月5日)
午前11時から正午過ぎまでの阿下喜駅の降車人数 55人
イベント自体には約800人が集まった。
○二回目の公開運転(5月7日)
午前10時前から午後1時までの阿下喜駅の降車人数 21人
○三回目の公開運転(6月4日)
午前10時前から午後1時までの阿下喜駅の降車人数 40人
公開運転時の降車客数を見ると残念ながら集客には結びついていないような感じはあるが、他の日曜日の降車客数がはっきりしていない以上断定もできない。
現場に居合わせた第三回目の降車状況を見ていると、阿下喜駅で電車を降りて公開運転を見に来た人は結構いたように思う。
一方、委託契約を解除された「北勢線とまち育みを考える会」が北勢線対策推進協議会の対策室メンバーを住居侵入容疑でいなべ署へ告訴していたことが27日のMSN毎日インタラクティブに掲載されていた。
一方で「話し合い」を求めながら、その一方で告訴。
これでは北勢線対策推進協議会が「話し合い」に応じたくても応じられない。
記事を読んでいる限り何とも奇妙な行動に出ていると思わざるを得ない。
団体内部で路線対立でもあるのだろうかと勘ぐりたくなる。
この問題、背景には北勢線の改軌問題があるとされる。
行政サイドは北勢線を将来的に1067mmへの改軌を視野に入れて阿下喜駅等の設備改良を行っているのに対し団体サイドは現行の762mmでの存続を望んでいる。
その意見対立が根本にある。
ただ、改軌を踏まえた設備改良(実際、阿下喜駅等は1067mm対応になっているという)は行政が黙認する形で進められている。
個人的にはその手続きに問題なしとはしない。
とりあえず現行のスタイルで運行するのは移行から10年間と思っていた。
改軌するか否かも含めた将来像は10年間の実績を踏まえて考えると認識していただけに、先行投資も水面下で進めるやり方は不意打ち的な印象は拭えない。
話を元に戻す。
現状下では来月2日の公開運転を「北勢線とまち育みを考える会」が取りやめるという情報は入ってきていない。
北勢線の将来像もあるが、双方の面子が衝突してこじれきった感が強い今回の問題。
時間があれば改軌問題がどうなっているかも含めて資料探しでもしてみようかと思っている。
管理委託先の「北勢線とまち育みを考える会」に対して北勢線対策推進協議会が契約解除通知を行っているため公開運転そのものが実施されるかどうか大変気にかかる所だ。
実際、北勢線対策推進協議会の構成員である桑名市は「委託契約は解除済」という認識を示していることが23日の中日新聞に掲載されている。
同時にこれまでの公開運転時における阿下喜駅での降車客が21~55人だったことも明らかにされた。
三岐鉄道調べによる降車客数は次のとおり。なお、公開運転は毎月第一日曜日に実施しているが、他の日曜日との比較はできないとのこと。
○走行お披露目時(3月5日)
午前11時から正午過ぎまでの阿下喜駅の降車人数 55人
イベント自体には約800人が集まった。
○二回目の公開運転(5月7日)
午前10時前から午後1時までの阿下喜駅の降車人数 21人
○三回目の公開運転(6月4日)
午前10時前から午後1時までの阿下喜駅の降車人数 40人
公開運転時の降車客数を見ると残念ながら集客には結びついていないような感じはあるが、他の日曜日の降車客数がはっきりしていない以上断定もできない。
現場に居合わせた第三回目の降車状況を見ていると、阿下喜駅で電車を降りて公開運転を見に来た人は結構いたように思う。
一方、委託契約を解除された「北勢線とまち育みを考える会」が北勢線対策推進協議会の対策室メンバーを住居侵入容疑でいなべ署へ告訴していたことが27日のMSN毎日インタラクティブに掲載されていた。
一方で「話し合い」を求めながら、その一方で告訴。
これでは北勢線対策推進協議会が「話し合い」に応じたくても応じられない。
記事を読んでいる限り何とも奇妙な行動に出ていると思わざるを得ない。
団体内部で路線対立でもあるのだろうかと勘ぐりたくなる。
この問題、背景には北勢線の改軌問題があるとされる。
行政サイドは北勢線を将来的に1067mmへの改軌を視野に入れて阿下喜駅等の設備改良を行っているのに対し団体サイドは現行の762mmでの存続を望んでいる。
その意見対立が根本にある。
ただ、改軌を踏まえた設備改良(実際、阿下喜駅等は1067mm対応になっているという)は行政が黙認する形で進められている。
個人的にはその手続きに問題なしとはしない。
とりあえず現行のスタイルで運行するのは移行から10年間と思っていた。
改軌するか否かも含めた将来像は10年間の実績を踏まえて考えると認識していただけに、先行投資も水面下で進めるやり方は不意打ち的な印象は拭えない。
話を元に戻す。
現状下では来月2日の公開運転を「北勢線とまち育みを考える会」が取りやめるという情報は入ってきていない。
北勢線の将来像もあるが、双方の面子が衝突してこじれきった感が強い今回の問題。
時間があれば改軌問題がどうなっているかも含めて資料探しでもしてみようかと思っている。
この問題で一つ気になるのは、住民団体側が、北勢線の将来に対してどういうビジョンを持っているのか。
SLの運行などで、観光目的の乗客を増やそうとしているのか。
どうも、自分たちは普段利用しないから、観光開発で外部からの乗客を増やそう・・・なんて勘ぐりたくなります。
改軌と車両の大型化は、北勢線が「ただのローカル線」になる代わりに、冷房化などのサービス向上につながるだけに、個人的にはまだ改軌の是非について揺れ動いているが、是非円満な解決を目指して欲しいと思います。
会長は、”北勢軽便をよみがえらせる会”、副会長は、”阿下喜駅を残す会”で、合併してできたのが、”北勢線・・・会”。おそらく、会員には、予定の書かれたハガキがきますので、
また、お知らせします。
弁慶号走る準備する様です。
私は、”ミニ電”の運転士でしょう?