森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

文化と人生

2008年12月01日 08時11分39秒 | 過去ログ
学部ゼミ生の発表が無事に金曜日に終了した。
みんな、一人ひとり、良い発表だと思った。
これから国家試験に向けて、この頑張りを継続してほしい。

ホールを出て、走り走り、荷物を持ち、関空へ。
関空でチェックインを済まし、
遅い昼食にたどり着く。

最近は、自動チェックインで国内と同じように国外に出ることができる。
2時間足らずで、韓国インチョン空港へ。
バスに乗り、ソウルへ。
結構遠いし、交通混雑が激しい。
人口の4分の1がソウルに集中していることが影響しているのかもしれない。
そして車社会である。

ホテルのあるミョンドンへ。





講師らと会食。



翌日、国際セミナーが国立ソウル大学病院のホールでスタートする。



2人目の講演者として話し始め、何も起こらず終了する。
聴講している人は180名ぐらいであろうか。



その夜は、講師、そして韓国の主催者らと宮廷料理をいただく。
豪快にテーブルを料理で占める。



日本の懐石とは大きく違う。
文化とは隣であっても、そのルーツは似ていても、
いろんな環境の影響で変わるものだ。
そして、その文化はキャラクターまでにも影響する。
人がいかに環境に影響を受けるか、
こんなところでもよくわかる。

その夜は、講師らと夜の12時ぐらいまで勉強会。
Francaの妥協を許さないその精神に感服する。
この繊細さが治療にも繁栄するのだろう。

翌日はその甲斐あってか、1日目の大きなトラブルは回避できたと思う。
李先生のマルチモダルな39野、40夜の活動があったからだ。
彼女のクレバーさを知ることができただけでも、収穫は大きい。
韓国語、日本語、英語をたくみに使い分け、
イタリア語も貪欲に知ろうとする、その精神は、強さを感じた。



いろんな問題も発生したが、
肌で感じることができ、
はじめて、問題を解決するためにはどうすべきかを考えることができる。

外野(外部観察)は外野でしかない。

一人称的に感じることができるのも、身体・運動・知覚があるからだと思う。



昨日はブルコギで締めた。つけダレが違う。





今日、帰国します。