森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

感覚モダリティによる注意の操作

2007年11月17日 06時05分49秒 | 過去ログ
木曜日、その日締め切りのもろもろの仕事を終了させ、
会議などを行い、次に行わなければならない仕事、
つまり、その次の締め切りの原稿(来週なのだが)に対してどう向き合うかを考えた。

また、今度OT学会が月末締め切りなので、
奈良リハの共同研究者の皆さんと、
遅くまでデータ処理に没頭した。
久しぶりに統計を考えると、新鮮だ。
私の脳は、本当は理系なのかもしれない。

昨日は、いつものように新幹線に乗り(腰痛が再発しそうだが)、
岡山で講義、empathy systemについて述べ、
そのまま小倉へ。

小倉に入り、いつもの駅下のうどん屋で、
「かしわうどん(コヅル君から基山ICで紹介されたのにはかなわないが、
クッキングパパに出てたらしい)」を17時ぐらいに食べ、
早い夕食を済まし、小倉リハへ。

脳性まひの評価、動作分析を、多角的に行った。
今日から、授業スタイルを変えた。
感覚様相を巧みに使い分け、注意の持続をはかった。
単一モダリティ、
あるいは、複数であっても、
それが統合され、
20分以上たつと、
記憶化されているために、
注意の持続はとたん落ちる。
だから、それをたくみに使い分けないといけないが、
なかなか、授業の進行にも影響するので、できない。
高校生の体験授業では行うのだが・・・
彼らは50分間の授業なのだが、
大学生になるとそれが90分間。
そのシステムが変化するのに、
1年生のときは苦労するが、
今の大学の1年生を見ると、
それもなれて、
真剣なまなざしだ。
しかし、まだ高校生的注意の持続な、ところもあるが・・・
それも自分の責任かもしれないが、
そんなのに意識していたら、
真面目にやっているやつらに申し訳ない。
教育、医学教育の難しいところだ。

22時にホテルに戻り、
「歌姫」を見て、
全身疲労なのだ、
そのまま眠りに入った。
おかげで、今日は今からのフライト中に、
これから始まる7時間の講演資料を調整しないといけない。

福岡-愛媛は40分ほどでつくらしい。
あがったら、さがるのだろう。
福岡空港まで今から向かいます。

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