ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンが現在2つの危機に直面しています。
まず、最初の危機は来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得。現在4位のバイエル・ミュンヘンは、チャンピオンズリーグ出場圏内の3位以内に入らなければならないのですが、今節12位のフランクフルトにまさかの敗北を喫し勝ち点3を逃しました。
現在3位のシュツットガルトとの勝ち点差は2と少ないですが、バイエルンの次節の対戦は首位を走るシャルケと黒星は必至の相手。この節で格下と対戦するシュツットガルトが勝ち点3を獲得するようだと厳しくなります。しかも悪いことに、シュツットガルトは4月21日に行われるバイエルンとの直接対決以外強豪クラブとの対戦はないのです。
それに比べてバイエルンは、苦手としているレヴァークーゼンとの対戦も残っており3位以上の進むのは非常に難しい状況です。
注目のカードは4月21日に行われるシュツットガルトとの直接対決。この試合に結果いかんによってバイエルンの運命は決定付けられるでしょう。
2つめの危機はバイエルンの守護神オリバー・カーンと守備の要であるルシオのドーピング問題です。問題の発端は7日のレアル・マドリード戦。
この試合バイエルンは2-1で勝利してチャンピオンズリーグ準々決勝進出を決めましたが、この試合後カーンとルシオがドーピング検査で不適切な行動を取ったとして2選手は、UEFAに懲罰を検討されることになりました。
本当に懲罰をされれば、バイエルンにとっては大きな損失となります。
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