マドリー、大勝も危機的状況 #26

リーガ第26節、2位レアル・マドリードは降格争い中のマラガとベルナベウで対戦しました。
マドリーは前半からボールを支配し、シャビ・アロンソのFKからベンゼマが決めて先制すると、前半36分にはディ・マリアがカウンターから抜け出して追加点を挙げ、前半ロスタイムにはディ・マリアのアシストからマルセロが強烈なシュートを放って3-0としました。

後半に入ると、最近不発だったC・ロナウドが爆発しハットトリックを達成。その他、ベンゼマもゴールを決めて7-0と大勝しました。

■マドリー布陣
4-2-3-1
GK:カシージャス
DF:アルビオル、カルヴァーリョ、セルヒオ・ラモス、マルセロ
MF:ラス、シャビ・アロンソ(後半11分→ガゴ)、ディ・マリア(後半11分→アデバヨル)、C・ロナウド、エジル(後半18分→カナレス)
FW:ベンゼマ

レアル・マドリード7-0マラガ
前半27分、ベンゼマ(マドリー以下同じ)
前半36分、ディ・マリア
前半45分、マルセロ
後半6分、C・ロナウド
後半17分、ベンゼマ
後半23分、【PK】C・ロナウド
後半32分、C・ロナウド

リアソールでの引き分けを払拭するゴールショーでした。
この試合で一番活躍したのはマルセロ。前半36分のディ・マリアの得点をアシストし、同ロスタイムには見事なボレーシュートを決めました。
後半に入るとキレキレなマルセロは、ベンゼマのゴールをアシストし、後半23分にはPKを得る相手のハンドを誘いました。
昨シーズンは弱点とされていたマルセロですが、もはやマドリーになくてはならない存在になっています。

そして、ベンゼマとC・ロナウドも久々に活躍し、カナレスも最後の最後で得点をアシストするなど調子が上向いてきたマドリー。
しかし、マラガ戦後に次々とアクシデントに見舞われました。
最初は、C・ロナウドが約2週間負傷。これで欧州CLリヨン戦は厳しいものになりました。次にガゴ、アルベロアそしてカカまでもが負傷する大惨事になっています。

この負傷者続出によって今日のラシンは随分とメンバーが変わることは必至です。
今日の試合で首位バルサがサラゴサに勝利しているだけに、ラシン戦は絶対に負けられません。マドリーにとって正念場となるでしょう。

マドリーの負傷者リスト
イグアイン【全体練習に復帰、5月上旬までに完治予定】
C・ロナウド【マラガ戦で負傷、2週間の離脱】
ケディラ【リヨン戦で負傷】
ガゴ【練習中に負傷】
アルベロア【自宅で負傷】
カカ【練習中に負傷】
ガライ【負傷】