リーガ・エスパニョーラ第36節、2位レアル・マドリードは5月10日(火)に残留争い中のヘタフェとサンティアゴ・ベルナベウで対戦しました。
マドリーは勝たなければバルサの優勝をアシストすることになります。
■マドリーの布陣
4-2-3-1
GK:アダン(後半39分→メヒーアス)
DF:ぺぺ、カルヴァーリョ、アルベロア、マルセロ
MF:ラス、シャビ・アロンソ、ディ・マリア、C・ロナウド、エジル(後半31分→アデバヨール)
FW:イグアイン(後半31分→ベンゼマ)
カシージャスはお休みでベンチにも入っていません。
途中出場でカンテラGKメヒーアスがリーガデビュー
■試合
マドリーは序盤から攻め、守りともにヘタフェを圧倒。
前半24分にはエジルの性格なクロスからC・ロナウドが頭で決めて先制。
後半に入るとマドリーが怒涛の攻めを展開。
後半13分、シャビ・アロンソのスルーパスがGKにセーブさそうになったもののイグアインが粘り、そこからパスを繋いで最後はC・ロナウドが流し込み2-0。
追加点を入れたマドリーは完全にボールを支配し、後半32分にシャビ・アロンソのクロスからベンゼマがネットを揺らす。
さらに後半ロスタイムにC・ロナウドが自ら得たPKを叩き込み4-0！
マドリーがC・ロナウドの2試合連続のハットトリックを決めて大勝しました。
リーガの残りはあと2節です。
■感想
優勝の可能性がほぼなくなったマドリーは、C・ロナウドの得点王獲得に向けチームが一丸となりました。パスの殆どはC・ロナウドに集まっていました。その結果としてハットトリック達成ということでこの試合は申し分ない出来ですね。
C・ロナウドは試合終了後にサポーターにゲームユニフォームを渡していました。前半にC・ロナウドが蹴ったボールがそのサポーターに当たったお詫びだそうです。
一方でシャビ・アロンソとラスもC・ロナウドに並ぶ活躍をしました。
シャビ・アロンソは何度となく精度の高いパスを供給し、ラスは高いボール奪取能力を発揮しました。ラスは来季での放出が確実です…勿体ないですね。
GKではお休みしたカシージャス代わりにアダンが入り、メヒーアスもリーガデビューしましたね。アダンとメヒーアスは年齢的にはあまり離れていないだけにどちらがカシージャスの後継者になるのか注目です（後継者を他のクラブから引き抜く可能性も十分ありますが）。
レアル・マドリード4-0ヘタフェ
前半24分、C・ロナウド(マドリー)
後半13分、C・ロナウド(マドリー)
後半32分、ベンゼマ(マドリー)
後半47分、【PK】C・ロナウド(マドリー)
■日程
リーガ・エスパニョーラ第37節 5月15日（日）エル・マドリガル（ヴィジャレアル）
ヴィジャレアルvsレアル・マドリード
リーガ・エスパニョーラ第38節【最終節】 5月21or22日（土、日）サンティアゴ・ベルナベウ（マドリード）
レアル・マドリードvsアルメリア