9月12日(土)に行われたマンチェスター・シティvsアーセナルの試合中にマンCのエマニュエル・アデバヨルがアーセナルサポーターに行った挑発行為について、FA(イングランドサッカー協会)が2万5000ポンド(約357万5000円)の罰金を科しました。
アデバヨルはこの試合中、ゴールを決めたあとに古巣であるアーセナルサポーターの目の前で挑発的なゴールパフォーマンスを行い、騒ぎを起こさせて観客のガードなどを担当するスチュワード1名に怪我を負わせていました。
尚、FAは「アーセナルのサポーターから執ような野次や挑発を浴びて我慢の限界を超えてしまい、あのような行動に出てしまった」として通常であれば科した2試合の出場停止処分は適用しないと発表しました(ただし、同試合でロビン・ファン・ペルシーの頭部を蹴った件に関しては、事前に3試合の出場停止処分が科されている)。
FA(イングランドサッカー協会)
「協会は今回の処置を決定する上で、選手本人が非を認め、公の場で謝罪した事実と、試合中に同選手がサポーターから受けた執ような挑発も考慮に入れることにした。しかしながら、われわれは同時に、選手たちにはプロとして節度ある振る舞いや、ゴールパフォーマンスを行う義務があると思っている。そうでなければ、スタンドで観戦する観客に非常に危険な状況を生み出しかねないからだ」
オランダ代表で、今夏の移籍期間でレアル・マドリードからバイエルン・ミュンヘンに移籍したアリエン・ロッベンが、右ひざ故障で1ヶ月戦線離脱することが分かりました。
ロッベンは、9月30日(水)のUEFAチャンピオンズリーグのグループリーグ第2戦のユヴェントス戦(0-0)で負傷、10月2日(金)には手術を受けていました。
ルイス・ファン・ハール(バイエルン・ミュンヘン監督)
「それほど重傷ではない。じん帯と半月板は傷ついていない。来週は代表戦ウィークのため、われわれの試合がないことは幸いだ」
スウェーデンサッカー協会は、試合前に固定されていないゴールポストを蹴って内側に狭めたGKキム・クリステンセンに制裁を科さないと発表しました。
クリステンセンは、9月23日(水)の試合直前にゴールポストを狭めているのをテレビカメラに撮られていました。
主審がポストが狭められていることに気付いたのは、試合開始から30分後で、敵チームからの指摘で気付いたとのことです。
スウェーデンサッカー協会
「審判は何も記録しておらず、この件はレッドカード(退場)ではなくイエローカード(警告)に値する。懲罰委員会は制裁措置を科さない」
2016年夏季オリンピックの開催地が、10月2日(金)に行われた第121次総会で決定しました。
16年大会の最終選考に残ったは、シカゴ、東京、リオデジャネイロ、マドリードの4都市で最終的にリオが開催権を獲得しました。
この4都市は、2日の開催地決定前に最終プレゼンテーションを行い、シカゴはオバマ米大統領、東京は鳩山総理、リオにはペレなどが登場しました。
最後にプレゼンを行ったマドリードは、元スペイン代表でレアル・マドリード主将のラウル・ゴンサレスが登場し、演説を行いました。
IOC(国際オリンピック委員会)委員の投票の結果、1回目でシカゴが、2回目で東京が落選。
リオとの決選投票となったマドリードでしたが、結局敗北しました。
尚、ブラジルは2014FIFAワールドカップの開催地にもなっており、2年間で2度の世界大会を行うことになりました。
ラウル・ゴンサレス(招致演説より)
「スポーツは万人に平等。五輪精神を世界の人々と共有し、その価値観を広めていくことが重要」
ここまで未勝利と不調のアトレティコ・マドリードは、ホームでサラゴサと対戦。
前半2分、レアル・マドリードのカンテラ出身のフラドが決めて先制すると後半には追加点を決めて2-1と勝利しました。
ここまで全勝のバルセロナは、アルメリアと対戦し、1-0と辛勝しています。
10月3日の試合結果
デポルティーボ・ラ・コルーニャ○1-0●テネリフェ
バルサ○1-0●アルメリア
アトレティコ○2-1●サラゴサ