SOCCER NISUTA

なせば成る!!!!
レアル・マドリードについて書いていきます。

アンリ、イベリアの2チームに“名演技”仏決勝へ

2006-07-06 19:19:29 | THE PAST DATA

ポルトガル代表ルイス・フィーゴの初タイトルを掛けた試合にポルトガルが敗れた。阻止したのはフランス代表ジネジィーヌ・ジタン。この試合ポルトガルはツキに見放された。

前半33分リカルドカルバーリョが自陣ペナルティエリア内でアンリを倒しフランスがPKを獲得。アンリは決勝T1回戦のスペイン戦に続く名演技、皮肉にもイベリア地区の2チームがアンリの演技にしてやられた。PKを蹴ったのは仏キャプテンジダン、守るのはイングランドとのPK戦で3本止めたリカルド。ジタンが蹴った瞬間リカルドが右へ跳んだ、コースを読みきっていた。しかし無常にもジタンのシュートはゴール右サイドネットに突き刺さった。

1点リードされたポルトガルはサイドのフィーゴ,ロナウドを中心に攻めまくるがブラジルの攻撃を0点に押さえたフランスの牙城を破ることができない。前2試合“運”という魔物がポルトガルを味方していたが今回ばかりは最後までポルトガルに味方してくれなかった。その象徴的なシーンは後半32分、ポルトガルが得たフリーキックをロナウドが強烈なシュート、バルテズがハンブルした所に詰めていたフィーゴが頭で合わせるもボールはバーの上へ....。試合終了直前のコーナーキックにはGKリカルドまでも攻撃参加したがポルトガルの努力も虚しくフランスリードのまま終了のホイッスル。フィーゴの初タイトルの夢は崩れ去った。尚、この試合準々決勝でルーニーを退場に追いやった為なのかポルトガルのエースロナウドに容赦のないブーイングが浴びせられた。

ティエリ・アンリ
今日、我々が試合を支配し、勝利を収めたように見えるかもしれないが、それとは程遠い大変な試合だったと断言できるよ。我々がお互いのためにプレーするその能力が、またしても差をつけた。決勝に進出するという喜びをしまい込み、決勝戦に向けて準備し、集中しなければならない。

ルイス・フィーゴ
サッカーはいい時もあれば悪い時もある。決勝目指して全力を尽くしたが、残念ながらその目標は達成できなかった。ここまでに成し遂げたことを誇りに思っているし、胸を張って帰れる。これがサッカーだ。こちらの方がいいプレーをしていても、勝てない時もある。フランスはめぐってきたチャンスをしっかり生かした。我々にもいくつかチャンスはあったが、精度を欠いた。我々にふさわしい結果ではなく、残念だ。だが、今日のスコアは、今回のワールドカップでの自分たちの活躍を消し去るものではない。我々は持てる力をすべて出し切った。このチームの一員として代表で歴史をつくることができて、誇らしく思っている。選手全員、結果を悲しく思っているが、ワールドカップはまだ終わっていない。8日のドイツとの3位決定戦までには気持ちを立て直したい。

決勝は7月9日PM8:00キックオフ,3位決定戦は7月8日PM9:00キックオフ