SOCCER NISUTA

なせば成る!!!!
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歓喜と涙そしてジンクス、イングランドvsポルトガル,ブラジルvsフランス

2006-07-02 08:51:19 | THE PAST DATA

2006FIFAワールドカップ準々は歓喜と涙に包まれた。40年ぶりの優勝を目指したイングランドはアクシデントが続きブラジルは8年前と同様にフランスの守備に苦しめられた。

イングランドイングランドvsポルトガルポルトガル
イングランド代表キャプテンデイビット・ベッカムは後半7分苦痛の途中交代となった。後半2分にポルトガル代表DFヌノ・バレンテと接触右ふくらはぎを痛めたベッカムはベンチに退いた後頭を抱え込んで目に涙を浮かべた。しかしこの涙は序章に過ぎなかった。後半17分にはルーニーが相手DFリカルド・カルバーリョを踏みつけクリスチャーノ・ロナウドを押したとして退場処分。アクシデントがイングランドを襲う。

後半20分イングランドは頼みの綱クラウチを投入するもルーニー退場の影響は大きくイングランドは攻めるどころかポルトガルの攻撃を防ぐのに精いっぱい。試合は延長戦に突入するが延長戦も両チームゴール出来ずに今大会3度目のPK戦へ。

1人少ない状況でのPK戦は98年フランス大会の決勝トーナメント1回戦アルゼンチン戦を嫌でも思い起こさせる。この試合でイングランドのベッカムがシメオネの兆発に乗り退場処分を請けPK戦の末敗退、地元紙は「10人の勇敢なライオンと1人の愚か者」と報じた。今まさに悪夢が再び繰り返されようとしているしかも相手は02年大会でイングランドを敗ったスコラーリ監督...。

運命のPK戦1人目を蹴ったランパードが失敗、3人目ジェラードも続くカラガーも失敗。一方のポルトガルは3人が決め3―1でPK戦に勝利。イングランドはまたしてもベスト8で力尽きた。グループリーグでは中田英寿が決勝T1回戦ではラウルがそして準々決勝ではベッカムが涙を呑んだ。
 
 


ブラジルブラジルvsフランスフランス
やはりブラジルはジンクスに勝てなかった。8年前の借りを返そうと臨んだフランス戦ブラジルはフランスの守備に苦戦を強いられ。前半4分ロナウジーニョがフランク・リベリーにファウルされ絶好の位置でフリーキックを獲得ジュニーニョ・ペルナンブカーノが蹴ったボールはビエラに当たりゴールならず。26分フランスの反撃アンリが獲得してフリーキックをジタヌが蹴るもバーを越える。

後半3分ロナウジーニョの巧みなドリブルからコーナーキックを獲得。ゴールにはいたらなかったがゼ・ロベルトのクロスを誘発した。9分ビエラのパスにアンリが合わせゴールネットを揺らすがオフサイドの判定。

後半12分試合が動く!!ジダヌが蹴った左サイド約35メートルのフリーキックをアンリが右足のボレーシュートで決め均衡を破りフランスが先制。
その後ブラジルに何度かチャンスが訪れるがついにゴールが生まれるとはなかった。