イングランド
vs
ポルトガル
２年前ユーロ2004準々決勝で1戦交えた両チームが今度は“世界チャンピオン”を賭け対決する。
２年前先制点を上げたオーウェンを欠いて臨むイングランドはキャプテンデイビット・ベッカムの右足とルーニーの爆発力，クラウチの高さに頼る他ない。パラグアイ、トリニダード・トバゴにギリギリの勝利，スウェーデンに勝ちきれずエクアドルにまたもギリギリの勝利このような試合内容で強豪オランダを下し波に乗るポルトガルに勝てるかは微妙だ。
そのポルトガルは若手MFクリスティアーノ・ロナウドの怪我が間に合うか微妙、スコラーリ監督は完全に完治しないと起用はしないとコメントしている。
ブラジル
vs
フランス
8年前のフランスＷ杯決勝で交えた両チームがドイツの地で激突する!!
ブラジルはここまで健全な試合をして勝ち進んで来ている。課題の失点も日本の玉田に１得点を許したのみ唯一の不安要素はここまで強豪と呼ばれるチームと対戦していないことだけ。
対するフランスはブラジルとは反対にギリギリの所を勝ち上がって来た。グループリーグでは１勝２分と優れなかったが決勝トーナメント１回戦で無敵艦隊スペインを下し波に乗っている。特にジダヌは自身最後のＷ杯となる為フランス代表が一丸となりこれまで以上の“力”を見せてくれるでしょう。
2006年FIFAワールドカップ準々決勝。
ドイツ
vs
アルゼンチンは1-1のままPK戦に突入した。
前半16分にバラックが決定的チャンスを逃がすとその３分後の19分にアルゼンチンが反撃、ソリンの股抜きでドイツゴールに迫るもメルテザッカーがボールを取り返す。
後半がキックオフしてから４分後の49分アルゼンチンが均衡を破る!!
リケルメのコーナーキックをアジャラが頭で合わせ先制。3度目の世界チャンピオンを目指すアルゼンチンがまず優位に立つ。
64分ドイツが反撃コーナーキックからバラックが決定的シュートを放ちアルゼンチンDFが跳ね返したボールを今度は頭でシュート!!しかしアルゼンチンGKにキャッチされ万事休す。
71分アルゼンチンGKアボンダンシェリがドイツFWミロスラフ・クローゼの肘鉄を受けレオナルド・フランコと交代。そのクローゼが80分に起死回生の同点ゴールを上げる。バラックのクロスをティム・ボロウスキがクローゼにヘディングでパス、クローゼが頭で合わせ今大会5得点目を決めた。
試合は延長戦に突入。アルゼンチンは105分ゴンザレスがボレーシュートを放つもわずかに枠をそれ勝ち越しならず。106分テヴスのロングシュートはレーマンがセーブ。113分再びアルゼンチンの攻撃、115分コロッチーニがシュートを放つもクロスバーに直撃追加点のチャンスを逃し試合はPK戦に突入!!
残酷なPK戦はドイツFWヌビル，アルゼンチンFWクルスが決めて２本目へ。ドイツの２人目キャプテンバラックが決める。アルゼンチンの２人目はこの試合先制点を決めたアジャラ、アジャラの蹴ったシュートはレーマンが余裕を持ってキャッチドイツが数的有利に立つ。ドイツ3人目ボドルスキ，アルゼンチン3人目ロドリゲス，ドイツ４人目ボロウスキが決め４－３でアルゼンチン４人目カンビアッソへ。元レアルマドリード、現インテル所属のカンビアッソのシュートはドイツGKカーンにアドバイスを受けているレーマンが死守!!ドイツが準決勝に進出した!!!!
イタリア
vs
ウクライナ
ウクライナは終始イタリアにボール支配を許さなかったが6分にザンブロッタが59分、69分にトニが数少ないチャンスを生かし3―0でウクライナを敗った。
