sptakaのブツブツDiary

sptakaさんは、毎日ブツブツ発言しています。

5月4日(木)ニュースが馬鹿になる

2006-05-04 07:25:31 | マスコミ・メディア
 ニュース報道が気持ち悪くなってきた。NHK夜の7時が前から予備校の授業みたいにおかしいと思っていたが、ついに朝の清清しいはずの7時まで気持ち悪い。
 本日朝7時。平塚の5人死亡とうい奇天烈、キチガイ事件を報じている。54歳のオバサンは、20年前に我が長男を6歳で殺して、昨年我が娘19歳を殺した。理由は、義理の息子35歳と同棲して惚れたのだが、この35歳が19歳と結婚したいといって焼餅を焼いたらしい。他の嬰児2人の死体は、19歳が35歳との間に出産した子供だと思われている。その35歳も3月に自殺して、こうして5人がワンルームで死んでいた。54歳おばばは、3日前に逮捕されている。そういう、内縁関係経験おばばの近親相姦みたいな、奇天烈事件である。
「奇妙でおかしな事件です。少なくとも母親が実の娘を殺したという痛ましい事件です」
 その一言でいい。それ以上深入りする必要はない。なぜならこのおばばは、俗にキチガイ。あるいは精神病理であるから。
 ところが朝の7時のニュースにして「こちらをご覧ください」。そこに相関図が書いてあり、「この女性の内縁の娘がどうしたこうした・・・」。
 世の中には詳しく知る必要があることと、知りたくもない馬鹿げたことの2種類がある。詳しく知りたいのは、日中戦争の相関図と靖国神社のことであり、このような奇天烈女性の遍歴は知りたくない。
 ところが、予備校国家という御粗末なゆとりアホを育成している今の日本は、そのターゲットの是非が全く分からない。何でも知ればいいと思う。しかし肝心なことは知れずに、どうでもいいことだけ知りたいと思う。およそ下劣。ニュースがその程度に落ち込んだ。
 CNNはそれでも品格がある。40歳代の女性キャリアキャスターがやはり今でも全盛である。スタジオで喋って、映像は現場を俯瞰するだけ。後は現地レポーター。久米宏という男オカマが、奇天烈に分かりやすいニュースですべてを図解したのだが、その悪影響がゆとり世代の頭薄をバイブルのように支配している。だから今でもついに朝の爽やかな時間までこういう下品なニュースになった。大いに呆れる。有名人ならいざ知らず、よそ様のどうでもいい、ある場合は汚らしい夜のベッドの夫婦ごとなど、普通は見たいとも思わない。やっていることは知れている。ところが薄あまたゆとり世代に限って、こういうものが見たい。
 そのうちにJRの人身事故の肉片まで映像で流そうという次代になってくる。気持ち悪い時代になってきた。

コメント
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