早実陸上競技部  長距離部員日記

長距離部員達が駅伝形式で繋いでいく日記です。


※大会結果や女子長距離部員の自己紹介も記載しています。

感じたもの

2015年12月14日 23時04分41秒 | Weblog
"You can close your eyes to the things you
don't want to see,but you cannot close
your heart from what you don't want to feel."

by Jonny Depp




〔日本語訳〕
「見たくないものには、
目を閉じればいい。
でも感じたくないものに、
心は閉ざせないんだ。」

by ジョニー・デップ











つまり……?


上手くいかなかい事に対しては
目をつむって、忘れればいいけど、
上手くいかない時に感じる、痛みや
悔しさや、情熱や、、、、

その感情一つ一つには目(心)を
そむけられないということ。



現実はちゃんと、受け止めなさい。


…ってことですね。








ジョニーデップさんのこの言葉に
心を動かされました…

銀林です!!!

投稿1日遅れてすみません、
…お久しぶりです。

前置きが随分と長くなりました。笑







さて、、、

まず冒頭部のジョニー・デップさんの
言葉はたまたまあるサイトで目にした
もので、ふと印象に残りました。

怪我していて、走れていないこの現状。

まさに目をそむけたい、現状です。






怪我が治る余地がまだ見えず、
ただずるずるとリハビリ期間が延びる一方。


かかとに負担のかかる運動は極力避け、

プールやバイク等の非荷重のトレーニングを
多く取り入れています。


新チームでの活動が始まり、

補強のバリエーションが増えた中、

ひーひー言いながら補強生活を
送っている次第です。






正直に言うと、
全く走れないだけあって
日々のモチベーションがぐっと下がって
しまいました。

何をするにも気持ちがいまいち入らず、

日々のストレス発散、
リフレッシュの代わりだった「走ること」
が出来なかったテスト期間中は最悪でした。




走りたい。

その欲に駆られながら、やっていることは
ただぼーっとしているだけ。

シーズン(駅伝)が終わってからの虚無感。
ゆえに感じる脱力感。









読者さんの皆様もお気づきですよね、


銀林お前はなんて気持ちが弱いんだ!
















そんな中

闘志に火をつけてくれたのは、
やっぱり共に過ごす仲間の走りでした。




先々週の日体大記録会。

3年生にとっては高校最後の
日体大トラックでのレースでしたが、

同輩の走りがとても印象強かったです。





「いいペースだ!!
自分のリズムをしっかり刻め!!
リラックスだぞ!!!!」




飛び交う声援の中、
ベストを更新したぬっちだ君。


惜しくも40秒台には乗りませんでした。

とはいえ、自己ベスト!!


14分台という今までの大きな壁を
ぶち破って、コンスタントに14分台を
出せるようになってきた!






そして、その後、ヘルシー君

彼の走りにはいつも、刺激をもらって
ばかり。刺激しか感じません。笑


きつくなって、単独そうになっても
リズムはほとんど変わらない。

ラスト150mのM大学のM先輩との
スパート勝負も、なんという興奮。







そして最終組。

自分の憧れのE君の走りを目前に。

「すげぇ。やっぱ違うなぁ。」

憧れの念が一層深まった中、




聞こえたきた声が。

「悔しい。あああぁ、悔しい!」


ぬっちだ君の声でした。


そこで改めて、チームを引っ張って
くれる人の強さを痛感しました。

自分なら間違いなく、
「かっこいいなぁ、自分も
ああなれるように頑張らないと」

と思うところを、

「悔しい。」



ここぞ、気持ちの持ちようの差というか
ある意味で選手間の温度の差なんだと
思いました。










怪我して、みんなのサポートを
してあげなきゃいけない自分は
結局、
みんなに助けられてばかり。




助けられて、
勇気付けられてばかり!!!!!







闘志に火がつきますよね、これは。

一気にモチベーションが上がりました、
もう誰にも負けないんじゃないか
というほど。笑




練習時間は基本的に、
みんなのドリルや走り、
怪我の状況等把握できるように
コミュニケーションをとる、
時間に多くを当てることにしました。



補強なんていくらでも家でできる。
(自分との戦いだが、、、)


だったら部活に来て、
その中ででしかできないことをやろう!


「やれることは、
やれるときに、
やれるだけ、
やろう」



です。




自分のケアの治癒に当たるのは、
競技面においてなら最優先。
でもそれ以上に、仲間の走りや
状況把握をしてあげるのも大事。











上手くいかない時こそ、
ちゃんと現実を受け止めてあげる。

感じた思いには目をそむけず、
バネに変えて。




"You can close your eyes to the things you
don't want to see,but you cannot close
your heart from what you don't want to feel."

by Jonny Depp












最後までありがとうございました!!













この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トレーナースーツ | トップ | 今 これから »
最新の画像もっと見る