早実陸上競技部  長距離部員日記

長距離部員達が駅伝形式で繋いでいく日記です。


※大会結果や女子長距離部員の自己紹介も記載しています。

Inception

2016年03月07日 21時42分19秒 | Weblog
こんばんは!!

お久しぶりです!銀林です。



高二の締めくくりの学年末試験が終わり、
一昨日陸上部の三送会がありました。

入部してやっと早実陸上部に馴染んできた
と思えば来年はいよいよ送られる立場…

約二年苦楽を共にした先輩方のスーツ姿は
やはり格別かっこいいものでした。

慣れないネクタイも頑張って結ぶも
少しズレてるあたり、高校を巣立って
これから大学に向けて大きく羽ばたく希望に
満ちたものを感じました(笑)



三年生の先輩方のスピーチもしびれました。
ジーンとくるものがありました。

どの先輩にも共通していたのはやはり、
高校があっと言う間に終わってしました。
ということでした。

だから今を大切にしてほしい、と。




ついこの前まで、怪我して全く走れなかった
自分が自分自身に、そしてみんなに意識して
欲しかったことそのものです。

怪我期間中はあんなにも感じていたのに、
少し走れるようになった自分の中で
その意識が薄れつつあります。

情けない。



(近況報告していませんでした。
約四ヶ月の休養期間を経て二週間ほど前から
本格的にジョグを再開しました。
復帰始めはかかとの痛みが出たり引いたりと
走っては休む、を繰り返していましたが
ここ数日はかかとの痛み無く走れています。

ぬっちだ君に教えてもらった、
かかと歩きの効果が現れているようです。
痺れはまだ残りますが、引き続き休養との
バランスを取りながら、春先のシーズンに
向けて、本調子に戻していけるようにしたい
です。近々ポイント練習にも参加できれば…)






ということで、練習を再開しました。



でも怪我が再発することが怖くて
言い訳を作って逃げてばっかり。
ほんとはポイント練習にも少しずつ参加
出来るであろう状況なのに、
走れない自分を想像するとどうしても
踏み出せず「まだ下積みしなきゃ」と
ジョグばっかりになっています。

もちろん、四ヶ月の休養期間ですから
またゼロスタートの、基礎作りから
取り組んでいかなければならないわけ
ですが…



「現実逃避」している銀林です。










「現実逃避」


少し話は変わりまして。
とは言いながらも「現実逃避」に
関連した内容なのですが、

本日「インセプション」という
映画を観ました。二回目です。

オフの一日はやはり、洋画鑑賞。

独特の雰囲気を味わい余韻に
浸る、これがたまらないのです。
(これが既に「現実逃避」ですが汗)


内容をざっくり。



主人公「コブ」を演じるのは、
レオナルド・ディカプリオ。

彼(コブ)は他人の夢に侵入し、
アイデアを盗み取るいわばプロハッカー。

大物実業家のサイトー(演じるのは渡辺謙)
に仕事を頼まれ、ある大企業の後継者の
夢の中に侵入することに。

というのも、コブは以前に妻と夢の旅
(お互いの夢の中に入って共有する)を
重ね過ぎた故に、妻の潜在意識を
変えてしまい(現実世界と夢の区別がつか
なくなってしまう)、遂には自殺に
追いやってしまいます。
それでコブは国際指名手配犯に。
愛する我が子を置いて亡命。

その犯罪歴の帳消しを条件に、
サイトーに頼まれた過酷なミッションに
挑みます。


しかし、過去の惨劇はコブの意識に
つきまとい、夢の中で妻が潜在意識と
なって現れ、ミッション遂行を妨げます。


コブの夢を見ることに対する「トラウマ」
が妻の偽像を作り出すのです。


果たしてミッション遂行なるのか。
トラウマを克服できるのか。
そして愛する我が子の元に帰れるのか。








下手な紹介ですが…
ぜひ見て下さい。笑笑

ストーリーがなんとも精巧に組み立て
られていて段階を追って関連性が生まれる
展開にきっと釘付けになりますよ。









ということで過去の惨劇にとらわれ
トラウマがある故に一歩踏み出し切れない
主人公。


あれ、これ自分じゃん??


って思うわけです。


過去の惨劇にとらわれて、
トラウマがあるから、うんうん、
一歩踏み切れない。うん、
やっぱり完全に自分です。



ネタバレになってしまうので
深くは言えませんが、主人公の境遇に
様々な共感を得た銀林なわけです。笑






「inception」は和訳すると
「初め」「発端」という意味です。

夢って、
(例えば空を飛ぶ夢を見たとしましょう)
その夢の事柄に至るまでの経緯、
つまり発端って分からないですよね?
なんで空を飛べるようになったのか。
そもそもなぜ空を飛んでいるのか。

発端がなく突如無から発生するのが夢であり
逆に事柄に発端があるものが現実です。

現実世界で、
「スーパーに行った」という事柄があったと
すると、発端に「冷蔵庫の野菜が無くなった
から」「車で行った」などの経緯が
あるわけです。



きっと映画中ではこの発端(inception)の
あるもの=現実世界の価値観をベースに
描いているんだと思います。







長々と語ってしまいましたが…




つまりは私達が生きるべき場所は
現実世界であり、現実逃避などしている
場合ではないのだよ、銀林君。

ということです。はい。


事柄の発端をちゃんと見つめ直して、
上手くいかなかったことがあるなら
それなりの対処をして、また違うものを
生み出す。前進していく。

これが大切なんだということを
感じさせられた映画でした。



主人公コブのように自分も
前進を試みてやっていきたいです。
(軽くネタバレ…)






長々とすみませんでした。
また紹介させていただきます。笑笑



ありがとうございました!!


































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