6月1日の誕生花であるがくあじさいを、園芸用に改良したのが一般的なあじさい。
そしてあじさいがヨーロッパに渡って改良されたのが、このハイドランジア。がくあじさいやあじさいは水色や淡紫色、ピンクなどの
ちょっとさびしげな花だけど、ハイドランジアのほうは濃青色、濃青紫色、濃紅色など色が濃く華やか。
花弁に覆輪(ふくりん 別色の縁どり)があったり、大きくフリル状に波うったりと、多彩な表情を見せてくれる・・・
ユキノシタ科
英名:HYDRANGES
別名:西洋あじさい
花言葉:辛抱強い愛情
今日聴いたジャズ・・・
HOUSTON PERSON・・・「PERSONーIFIED」
本作は、1934年11月10日、サウスカロライナ州フローレンス生まれ、アメリカ合衆国のジャズ・テナー・サックス奏者、
音楽プロデューサーでもある、ヒューストン・パーソンのリーダー・アルバム。ワン・ホーンカルテット作品。
メンバーはお馴染みの、リチャード・ワイアンズ(p)、レイ・ドラモンド(b)、ケニー・ワシントン(ds)
気心の知れたメンバーで、息の合ったプレイが聴ける。今まで聴いてきた、パーソンのアルバムはバラード集だったけど、
本作も、ゆったりとした曲調のバラード集になっている。
パーソンは、スウィングやハード・バップのジャンルで演奏していて、特にソウル・ジャズにおいては定評のある演奏家として
知られている。
温かく、おおらかで、包容力のあるテナーマン・・・バラード集ながらも甘さに流されることなく、クセがなく安心して聴ける。
ここでは、ベースとドラムスは脇役に徹していてさりげないサポートをしている。随所で、ピアノがソロを取っているくらいで、
ヒューストン・パーソンのテナーを存分に堪能できる内容の一枚。
マイ・ベスト・トラックは、「GENTLE RAIN」かな・・・テナーでのこの曲は他にもあるけれど、聴き比べてみてもパーソンのプレイ
が一番気に入っている。
1・YOU’RE MY EVERYTHING・・・2・I’LL NEVER STOP LOVING YOU・・・3・THERE’S A SMALL HOTEL・・・4・STRANGER
ON THE SHORE・・・5・ISN’T IT ROMANCE・・・6・DETOUR HEAD・・・7・GENTLE RAIN・・・8・IN THE WEE SMALL
HOURS OF THE MORNING・・・9・BLUE JUG・・・10・MAY THE GOOD LORD BLESS AND KEEP YOU・・・
HOUSTON PERSON(ts)
RICHARD WYANDS(p)
RAY DRUMMOND(b)
KENNY WASHINGTON(ds)
1996年11月26日録音・・・