「しんしん」と冷え込む「底冷え」の日。
「冷たい」よりも厳しく、「寒い」より鋭く苛烈な感覚。
日本では「寒の内」の身がひきしまるような寒さを、古来から厳粛で清浄なものとして特別視してきました。
寒の水を飲むと薬になるという習わしが各地に今も残っています。
苛烈な寒といえば、樹梢や草が氷で鎧(よろ)ったように凍りつく「霧氷」。
信州では「木花」というそうです。
また、木の枝に積もった雪は花にたとえて「冬の華」といいます・・・
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今日聴いたジャズ・・・
KARRIN ALLYSON・・・「BALLDS」
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(REMEMBERING JOHN COLTRANE)
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本作は、カンサス出身、コンコード・ジャズを代表するヴォーカリスト、カーリン・アリソンのリーダー作。
「コルトレーン・バラード作品集」
バラード8曲以外に3曲のボーナス・トラックを入れた、全11曲。
サポート陣に、ジェームス・ウィリアムス(p)、ジョン・パテトゥィチ(b)、ルイス・ナッシュ(ds)、に加えて
ボブ・バーグ(ts)、ジェームス・カーター(ts)、スティーヴ・ウイルソン(ss)が参加している。
「BALLADS」をヴォーカルでカバーした作品は珍しく、貴重盤といえる。
アルバムを聴いた雰囲気の印象は、やや重く、暗い。。。
2曲目の「YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS」では、あまりの重さに、全曲聴いていられるだろうかとも思った。
それでも、「I WISH I KNEW」、、「WHAT’S NEW」、、「IT’S EASY TO REMEMBER」あたりになると、カーリン・アリソンが歌う
”BALLDS”の巧さが伝わってくる。
本作は、第44回グラミー「ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム」ノミネート作品であり、また、カーリン・アリソンは、
1992年にデビュー、エラフィッツ・ジェラルド、、シャーリー・ホーンの再来と評される現代を代表するシンガー
でもある。
1・SAY IT・・・2・YOU DON’T WHAT LOVE IS・・・3・TOO YOUNG TO GO STEADY・・・4・ALL OR NOTHING AT ALL
5・I WISH I KNOW・・・6・WHAT’S NEW・・・7・IT’S EASY TO REMEMBER・・・8・NANCY・・・9・NAIMA
10・WHY WAS I BORN・・・11・EVERYTIME WE SAY GOODBYE・・・
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KARRIN ALLYSON(vo)
JAMES WILLIAMS(p)
JOHN PATITUCCI(b)
LEWIS NASH(ds)
BOB BERG(ts 2、6)
JAMES CARTER(ts 1、4、9)
STEVE WILSON(ss 3、8、11)
2000年11月6、7、8、12日、NYにて録音・・・
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