つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

噤む(つむぐ)

2015-01-12 11:39:31 | ジャズ


  「噤む」は口を閉じること。

  静寂はいつか沈黙をやぶる音が聞こえてきそうですが、

  「閑寂(かんじゃく)」には人声が届かない場所の静けさに支配される印象が強く、

  「森閑(しんかん)」になると 「伽藍(がらん)」とした奥深い自然での「無」を意識させます・・・




  今日聴いたジャズ・・・



  THE TENOR TRIANGLE with THE MELVIN RHYNE TRIO・・・「AZTEC BLUES」




  本作は、3人のテナーサックス奏者、、

  ERIC ALEXANDER、、RALPH LALAMA、、TAD SHULL とメルヴィン・ライン・トリオ

  MELVIN RHYNE(org)、、PETER BERNSTEIN(g)、、KENNY WASHINTON(ds)の6人で綴られる、ノリの良い、気合いの

  入ったアップテンポに展開される曲中心の作品。


  全7曲、シダー・ウォルトン、ソニー・ステットたちの曲を演奏し、途中にバラードを3曲、続いてメルヴィン・ラインのオリジナル5、

  タッド・シェルのオリジナル6、エリック・アレキサンダーのオリジナル7、、それぞれの曲が長尺のトラックになっており、

  収録時間、69:30と聴きごたえ十分の一枚に仕上がっている。

  バラードと「AZTEC BLUES」は、スローに演奏されるものの、他の曲では、6人が各々の力量を存分に発揮し、

  テナー、オルガン、ギター、ドラムスが絶妙に絡み合い勢いのある演奏が聴ける魅力的なアルバム。



1・CEDAR’S BLUES・・・2・’NOTHER FU’THER・・・3・THE SONG IS YOU・・・4・BALLD MEDLEY・・・

1)BUT BEAUTIFUL・・・2)IT COULD HAPPEN TO YOU・・・3)I THOUGHT ABOUT YOU

5・MELVIN’S MASQUERADE・・・6・AZTEC BLUES・・・7・TO THE CHIFF・・・



     1994年12月20日録音・・・

  

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