キク科の多年草。秋の七草のひとつ。高さ一メートルあまりに達し、八、九月ごろ、茎の上に藤色の花をつける。
弁の形が筒をなし、袴をはいたように見えるのでこの名がついた。
奈良時代に中国から渡米し、古歌に蘭の花として詠まれたのも、藤袴である。
気品があって美しい花である。おもに関東以西、四国、九州地方の河べりの土手などに自生しているが、数は著しく少なくなった。
よく似ている鵯花(ひろどりばな)は香りが少ないので、よく、見分けることができる。
” 想ひごとふと声に出ず藤袴 ”(永万 裕子)・・・
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今日聴いたジャズ・・・
NEW YORK LULLABY・・・「FRANCESCO CAFISO NEW YORK QUARTET」
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1989年 5月24日、イタリア、シチリア島のヴィットリア生まれ、ジャズ・アルト・サックス奏者、フランチェスコ・カフィーソ
のリーダーアルバム。初スタジオ録音盤。スタンダード集。
録音当時、彼は16歳という若さ・・・誰が聴いても16歳の演奏とは信じ難いのではないかと思う。
ウィントン・マルサリスは「イタリアで見つけた宝石」と言い、ハリー・アレンは”これほど若くて才能に溢れたプレイヤーを
見たことがない”と言っている。
メンバーには、デヴィッド・ヘイゼルタイン(p)、デヴィッド・ウィリアムス(b)、ジョー・ファンズワース(ds)という
ベテランが顔を揃えている。
1・LULLAYBY OF BIRDLAND・・2REFLECTIONS・・3・POLKA DOTS AND MOONBEAM・・4・MY OLD FLAME・・5・ESTATE・・
6・WHAT’S NEW・・7・IMAGINATION・・8・WILLOW WEEP FOR ME・・9・SPEAK LOW・・
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16歳にして、これほどエモーショナルなプレイができるとは”驚き”の一言に尽きる。
彼はすべてのミュージシャンが先生だと言っている。チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーン、ルイ・アームストロング、
ビル・エヴァンス、それぞれのミュージシャンの音楽が自分に新たな、エモーションを教えてくれた・とも。
FRANCESCO CAFISO(as)
DAVID HAZELTINE(p)
DAVID WILLIAMS(b)
JOE FARNSWORTH(ds)
2005年6月23、26日、ザ・スタジオ、ニューヨークにて録音。
今後の活躍が楽しみなアルト・サックス奏者である・・・
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